ファンタジーで育てる英語力!5歳のおうち英語絵本おすすめ3選

英語絵本

「英語絵本をもっと楽しみたいけど、5歳ごろの子にはどんな絵本が合うの?」

そんな悩みを持つ方に向けて、この記事では、想像の世界を旅しながら自然に英語に触れられる絵本を厳選してご紹介します。

Liao絵本リストの中から、Andrey Woodのファンタジー絵本3冊ーー『The Princess and the Dragon』『Balloonia』『Presto Change-O』をピックアップ!

物語を追う力がついてくる4歳・5歳・6歳ごろのお子さんにぴったりのストーリーです。

絵本の魅力はもちろん、絵本で学べるフレーズ、難しめの英単語もやさしく解説しています。

さらに、絵本の世界を広げるおうち英語遊びのアイデアも紹介しているので、「読むだけ」で終わらない英語体験が楽しめます!

英語で「想像する・理解する・表現する力」を育むヒントが満載です♡

『The Princess and the Dragon』

項目内容
タイトルThe Princess and the Dragon
作者Andrey Wood
対象年齢5〜8歳
語数約460語(繰り返しやセリフ込みで)
平均文項目内容約8語/文(セリフを含め短文中心、会話文が多め)
語彙レベル初中級
(castle, gown, curtsy, capture など児童書に典型的な語彙)
文法・構文現在時制中心の簡潔な語り口/会話文が多く、主語省略もあり
ストーリー構成わがままなプリンセスの問題→ドラゴンとの出会いと入れ替わり→生活の変化とユーモアある結末
特徴・性格逆転のユーモアが魅力
・「お姫様らしさ/ドラゴンらしさ」への固定観念をくつがえす
・テンポの良い会話が多く、読み聞かせにぴったり

内容紹介

お行儀が悪く、いたずら好きなプリンセスと、ピアノを弾くのが好きな優しいドラゴン。ある日、出会った二人はお互いに「自分の方が相手よりずっと上手にできる」と思い、こっそり入れ替わることに。プリンセスになったドラゴンは礼儀正しく、みんなに大好評。一方、ドラゴンになったプリンセスは大暴れ!でも不思議と王国はうまく回り始めて…?ユーモアと逆転の発想が光る楽しい物語。

『The Princess and the Dragon』は、型破りなプリンセスと穏やかなドラゴンが主役の、入れ替わりストーリーです。

イメージとは真逆の二人が出会い、それぞれの「らしさ」について考えるきっかけをくれる絵本です。

テンポよく展開し、皮肉や風刺も効いていて、親子で笑いながら読める一冊です。

英語もリズミカルでセリフが多く、読み聞かせにもぴったりです。

こうあるべきと言った先入観や役割について考えさせられる絵本です。
4歳の娘にはまだ難しいかな?と懸念していましたが、最後までじっくり集中して聞いていて、面白い!!という感想でした。
どんな子でも「その子らしさ」があっていいんだよ、ということが娘に伝わるといいなと思います。

読み聞かせのコツ・工夫
  • キャラクターごとに声色を変えてみて
    セリフの多い本なので、登場人物ごとに声色を変えて読み聞かせると子どもが大喜び♪とくに、ドラゴンがプリンセス口調になる場面は、ちょっとオーバーに演じるのがおすすめ!
  • フレーズのまねっこ
    「ROAR!」や「Throw it to the swine!」など感情のこもったフレーズは、一緒にまねして言うだけでも英語のリズムに慣れます。

この絵本をおすすめする理由

  • ロールチェンジが楽しい
    「お姫様とドラゴンが入れ替わる」という発想が子ども心をくすぐります。ごっこ遊びにもぴったりです。
  • 性別や性格の固定観念を覆す
    おしとやかであるべき「お姫様」、怖くあるべき「ドラゴン」という既成イメージを見事に裏切る展開は、子どもに「自分らしさ」の大切さをやさしく伝えてくれます。
  • ユーモア満載で飽きない
    くすっと笑えるシーンが多く、親子で最後まで楽しめます。
  • セリフが多く、英語での感情表現の練習にぴったり
    ロールプレイにぴったりな内容で、プリンセスやドラゴンのセリフを使って「polite(礼儀正しい)」「grumpy(不機嫌)」など感情の単語を学ぶチャンス!

親子で使えるフレーズ

英語絵本『The Princess and the Dragon』に登場する日常で使えるフレーズを、やさしい解説つきでまとめました。

おうち英語で学ぶお子さんと一緒に、楽しく使いながら覚えていける内容になっています。

フレーズ

🗣 Don’t touch me! I’m perfect.
👉 触らないで!私は完璧なんだから。
🔍 「Don’t ~!」はとてもよく使う禁止の言い方。「I’m perfect.」は子どもがちょっと強がって言いそうなセリフ。


🗣 Throw it to the swine!
👉 豚にでもくれてやれ!
🔍 「swine=豚」は少し強い言い方だけど、ここではおふざけのニュアンス。


🗣 Eat up your nice worm!
👉 おいしい虫を全部食べてね!
🔍 「Eat up」は「全部食べちゃいなさい」という意味で、親がよく子どもに使うフレーズ。ユーモラスなシーンで出てくるので、楽しく覚えられます。


🗣 Isn’t she terrible!
👉 ひどい子じゃないか!
🔍 「Isn’t she~?」は「~じゃない?」という否定疑問で、驚きやあきれた気持ちをこめて言う表現。


🗣 Oh me! Oh my!
👉 あらまあ!
🔍 驚いたときや心配なときの古風で可愛いリアクション。おとぎ話の中でよく使われる表現。


🗣 Wouldn’t it be jolly to watch the old knight fight a dragon?
👉 おじいさんの騎士がドラゴンと戦うのを見るのって、楽しいんじゃない?
🔍 「Wouldn’t it be ~?」は「~だったら楽しい(面白い)んじゃない?」という提案や皮肉に使える便利表現。ユーモアのある会話で◎。


🗣 I wouldn’t dream of it.
👉 そんなこと、夢にも思わないよ。
🔍 「I wouldn’t dream of it」は「絶対そんなことしないよ」という強い否定。丁寧で少し大人っぽい言い方だから、かっこよく覚えておこう。


🗣 Get going, Greenie! This is my place now!
👉 さっさと行きなよ、グリーニー!ここはもう私の場所よ!
🔍 「Get going!」は「出発しなさい」「始めなさい」のような意味で、親子のやりとりにも使いやすい。


🗣 May I have seconds, please?
👉 おかわりをいただけますか?
🔍 「May I ~?」は丁寧なお願いの基本。子どもが食事の場で英語を使うときにぴったりのフレーズ!


🗣 I play violin with my eyes closed.
👉 目をつぶってバイオリンを弾けるんだよ。
🔍 「with my eyes closed」は「目をつぶって」という副詞句。動作の様子を表すときにとても便利!

絵本で学べる英単語

英語絵本『The Princess and the Dragon』に登場する英単語を、お子さんに分かりやすく説明できるように解説しています。

お子さんにとってまだ少し難しい英単語も、絵本の内容に沿うことで自然に覚えられます

英単語
  • behave(ふるまう、行動する)
    →「いい子にする」こと。親がよく「ちゃんとしなさい」と言うときの「ちゃんとする」です。
  • frightful(おそろしい、ひどい)
    →とてもこわい、またはびっくりするほど悪いという意味。ここでは「びっくりするようなマナーの悪さ」。
  • manners(マナー、行儀)
    →人と接するときのルールや礼儀。
  • tangled(もつれた、からまった)
    →髪の毛やひもなどがぐちゃぐちゃになっている状態。
  • ragged(ボロボロの、やぶれた)
    →服が古くて破れている状態。
  • nanny(子守、ナニー)
    →お母さんの代わりに子どもの世話をしてくれる大人。
  • knight(ナイト、騎士)
    →むかしの時代、王さまを守るよろいを着た戦士。ドラゴンと戦う勇者!
  • kingdom(王国)
    →王さまと女王さまが治める国のこと。プリンセスのおうちもここにあります。
  • disgrace(不名誉、はじ)
    →まわりの人に「なんてひどい!」と思われること。「みっともない」と似た意味です。
  • kidnap(誘拐する)
    →無理やり人をつれて行くこと。ドラゴンはよくプリンセスをさらいます。
  • creature(生きもの)
    →ふしぎな生物や動物のこと。ドラゴンは大きなファンタジーの生き物。
  • capture(捕まえる、連れていく)
    →ドラゴンがプリンセスをさらうんじゃないかと騎士は大慌て。
  • daintily(上品に、ていねいに)
    →おしとやかでやさしい動き。
  • curtsy(ひざを軽くまげてするあいさつ)
    →女の子がドレスをつまんでおじぎをするときの特別な動作。プリンセスらしいふるまい。
  • overjoyed(とても喜んで)
    →プリンセスが礼儀正しくなって、KingとQueenは大喜び!
  • simply divine(とびきりおいしい、最高!)
    →素晴らしい!お料理がとてもおいしいときに使えます。
  • prank(いたずら、ドッキリ)
    →ドラゴンが夜中に叫んだりするおふざけ。

『Ballooonia』

項目内容
タイトルBalloonia
作者Andrey Wood
対象年齢5〜8歳
語数約370語
平均文長約7語/文(会話文中心、短い文が多い)
語彙レベル初級〜中級
(balloon, shrivel, float, Queen など想像しやすい語彙)
文法・構文現在形が中心/感嘆文(“Oh my!” “Help!”)や命令文あり/文構造はシンプル
ストーリー構成バルーンとの別れ→バルーニアでの幻想体験→夢からの帰還と成長の兆し
特徴・バルーンの国「Balloonia」の幻想世界が魅力
・夢と現実が交差する展開
・「手放すこと」のメッセージを優しく伝える

内容紹介

「空に飛んでいった風船はどこに行くと思う?」「風船の国だよ。そこでは風船は生きているんだ」 という弟のマシューのことばを鼻で笑っていたジェシカですが…。その夜、不思議なことにジェシカの体は風船になって宙に浮かび、気がつくとそこはすべてが風船でできた夢のような世界!楽しくて帰りたくないジェシカでしたが、子供が風船の国にいられるのには限界があるようで…?

『Balloonia』は、「風船が飛んでいっちゃった!」というささやかな出来事を、壮大な空想の冒険に変えてくれる絵本です。

ストーリーにはユーモアと優しさがあり、別れや変化を受け入れる気持ちの準備にもつながる1冊です。

風船が飛んでいってしまう寂しさを、こんな素敵なファンタジーで包み込んでくれるなんて!
娘が3歳の頃、お祭りで買ってもらった風船の手を離してしまった子がいて、空に飛んでいく風船をいつまでも眺めていたことを思い出します。

読み聞かせのコツ・工夫
  • キャラクターごとに声色を変えてみて
    セリフがメインの作品なので、マシュー=やさしい声、ジェシカ=ツンとした声など、キャラクターごとに声を変えて読むと物語にぐっと引き込まれます。
  • 幻想の世界を英語で表現
    バルーニアを紹介するページには文章がなく、ジェシカが夢の世界で楽しむ様子が、カラフルなイラストで描かれています。親子で色々想像しながら話すことで表現力UP!

この絵本をおすすめする理由

  • 共感しやすいテーマから広がるファンタジー
    子どもたちの日常にある「風船」というテーマで共感しやすく、ふわふわとした浮遊感や風船に包まれた幻想的な世界観が、子どもの想像力を大きく刺激します。
  • 想像力がふくらむ世界観
    バルーン動物園やバルーンの湖などをイメージしながら読むと想像力が広がります。
  • 「別れ」の気持ちをやさしく描く
    バルーンとの別れをテーマに、感情の整理や成長を描いています。小さな子の「手放す」経験に寄り添ってくれる内容です。
  • セリフが親しみやすく会話形式が楽しい
    登場人物のセリフがテンポよく続くので、読み聞かせでは声色を変えて演じると、子どもが物語に引き込まれやすくなります。

親子で使えるフレーズ

英語絵本『Balloonia』に登場する日常で使えるフレーズを、やさしい解説つきでまとめました。

おうち英語で学ぶお子さんと一緒に、楽しく使いながら覚えていける内容になっています。

フレーズ

🗣 Just where do you think that balloon is going?
👉 いったいどこへ行くと思うの?
🔍 「Just where do you think ~?」は、驚きや疑いをこめて「いったいどこ?」「本当にそう思うの?」と聞くときのフレーズ。子どもとの会話でも使いやすい表現です。


🗣 What nonsense!
👉 ばかばかしい!/そんなのナンセンスよ!
🔍 「Nonsense」は「ナンセンス、ばかげてる」という意味。びっくりしたときや笑いながら否定するときによく使われます。


🗣 If you don’t, it will lose its air and shrivel up to nothing.
👉 手放さないと、空気が抜けてしぼんじゃうよ。
🔍 「If you don’t, ~」の形は「もし~しなければ」という条件文の基本形。子どもに理由を説明するときに便利!「shrivel up」は「しおれる、しぼむ」という意味。


🗣 So what! I don’t care!
👉 だから何よ!別に気にしない!
🔍 「So what?」は「だから何?」という強めの口調。感情表現の練習として、遊びながら使うと良いですね。「I don’t care」は「気にしない」表現の定番!


🗣 If there is, take me there… or else!
👉 もしあるなら、連れてってよ…じゃないとどうなるか!
🔍 「or else!」は、子どもがふざけて軽い脅し文句みたいに使う言い回し。


🗣 I feel so light, so airy, so strange!
👉 とっても軽くて、ふわふわして、ヘンな感じ!
🔍 「so + 形容詞」は気持ちを強調する基本パターン。


🗣 Say, what do you do in Balloonia, anyway?
👉 ねえ、バルーニアでは何してるの?
🔍 「Say, ~」は相手の注意をひくときのカジュアルな呼びかけ。「~ anyway?」は「で、結局何なの?」と軽いツッコミにも使える表現。


🗣 I’ve decided to stay and become Queen of Balloonia.
👉 ここに残って、バルーニアの女王になることにしたわ!
🔍 「I’ve decided to ~」は「~することに決めた」という強い意志を表す言い方。子どもが「自分で決めた」と言いたいときにピッタリ!


🗣 You must go or you’ll lose your air.
👉 帰らないと、空気が抜けてしまうよ。
🔍 「You must ~」は「~しなきゃいけない」という意味。「or you’ll ~」は「そうしないと~になるよ」と注意するときの型。親子のルール説明にも応用できます。


🗣 Look! You’re starting to shrivel already.
👉 見て!もうしぼみはじめてるよ!
🔍 「You’re starting to ~」は「~し始めてる」という進行形+不定詞の形。状態の変化をリアルに伝えられます。


🗣 Where else?
👉 他にどこがあるの?(に決まってるじゃない)
🔍 「Where else?」は、半分あきれた感じで「もちろんそこでしょ!」と言いたいときのフレーズ。

絵本で学べる英単語

英語絵本『Balloonia』に登場する英単語を、お子さんに分かりやすく説明できるように解説しています。

お子さんにとってまだ少し難しい英単語も、絵本の内容に沿うことで自然に覚えられます

英単語
  • nonsense(ばかげたこと、ナンセンス)
    →「そんなのありえないよ!」というときに使う言葉。
  • beyond(~の向こうに)
    →「雲の向こうにバルーニアがあるよ!」というときの「向こう」です。
  • shrivel (up)(しぼむ、しなびる)
    →風船が空気を失って、ちぢんでしまうこと。
  • float(うかぶ、ただよう)
    →風船やふわふわのものが空にふわっと上がること。
  • kidnap(誘拐する)
    →ここでは「風船に連れていかれた〜!」と大げさに言っています。
  • setting (sun is setting)(日が沈む)
    →夕方になって、お日さまが沈んでいくこと。風船の世界にもバルーンの太陽が!
  • decide(決める)
    →「よし、こうしよう!」と心に決めること。ジェシカは女王になるって決めたけど…

『Presto Change-O』

項目内容
タイトルPresto Change-O
作者Andrey Wood
対象年齢5〜8歳
語数約420語
平均文長約5語(短文・会話が中心)
語彙レベル初級〜中級
(例:magic, frog, trick, powder)
文法・構文会話文中心/現在形/感嘆文・命令文・擬音語が多用されリズムよく読める
ストーリー構成ケンカ→失敗→母がカエルに→協力→ハッピーエンド
特徴・兄妹のやりとりから自然な会話表現を学べる
・魔法をテーマに想像力を刺激
・教訓「協力することの大切さ」が込められている
・リズミカルな魔法の呪文が楽しく、音読にもぴったり

内容紹介

マシューは魔法ショーの練習中。そこへ割り込んできた妹ジェシカが「本物の魔法」を披露しようと張り合います。ところが呪文を間違えて、お母さんをカエルに変えてしまったから大変! 雨の森へ逃げたお母さんを探しながら、兄妹は「協力すること」の大切さに気づいていきます。そして、力を合わせてかけた魔法でついにお母さんは元通りに。ショーはこれからが本番です!

『Presto Change-O 』は、兄と妹のけんかから始まるドタバタ魔法騒動が描かれた絵本です。

失敗を通して協力することの大切さを伝える、笑って学べる1冊です。

コミカルな展開とテンポの良い会話で、小さなお子さんも飽きずに楽しめます。

かわいい兄弟の失敗だらけの魔法のやりとりに、思わずくすっと笑って心がほっこり♪「Presto Change-O!」「Zippy zap!」などのリズム感あふれる魔法の言葉は子どもにも真似しやすく、読み聞かせにもぴったりです。

読み聞かせのコツ・工夫
  • 魔法の呪文を親子で一緒に唱えて
    「Presto Change-O!」「Zippy zap!」などの呪文を一緒に声に出すと、子どもがノリノリに!
  • 親子で魔法ごっこ
    「自分ならどんな魔法をかける?」と考えながら遊ぶことで創造力もUP!

この絵本をおすすめする理由

  • 英語に自然に親しめる“呪文”や擬音語が満載
     Presto Change-O!Zippy zap! などのセリフで英語の音のリズムを楽しく体験できます。
  • 子どもにとって身近な「きょうだいげんか」と「失敗から学ぶ」テーマ
    物語を通して「協力することの大切さ」という気づきを得られる点が、知育的にも魅力です。
  • 読み聞かせに最適なテンポと会話中心の構成
     セリフが多く、登場人物のやりとりで物語が進むため、親子での「声の掛け合い」が自然に楽しめます。
  • 想像力を刺激する魔法の世界観
     魔法、変身、呪文…子どもが大好きなファンタジー要素がたっぷり。物語の続きを考えたり、自分のオリジナル呪文を作って遊んだりと、創造力も広がります。

親子で使えるフレーズ

英語絵本Presto Change-Oに登場する日常で使えるフレーズを、やさしい解説つきでまとめました。

おうち英語で学ぶお子さんと一緒に、楽しく使いながら覚えていける内容になっています。

フレーズ

🗣 Just what do you think you’re doing?
👉 いったい何をしてるの?
🔍 子どもがいたずらしていたり、ちょっとびっくりすることをしていた時に使える表現。少しあきれながらもやさしく注意するニュアンスです。


🗣 Go away!
👉 あっち行って!/どいて!
🔍 子ども同士のけんかやちょっとしたやりとりでよく出てくる一言。強く言いすぎないように、場面に合わせてトーンを調整して使ってね。


🗣 You are not! / Oh, yes I am!
👉 そんなことない!/そうだよ!
🔍 子ども同士の言い合いでよくある「やったよ!」「やってないよ!」のやりとりにピッタリ。リズミカルで覚えやすい!


🗣 Please stop arguing.
👉 けんかはやめてね。
🔍 子どもたちが口げんかをしているときに落ち着かせるフレーズ。やさしく、でもしっかり伝えられます。


🗣 Gulp…
👉 (ごくっ…)
🔍 緊張したり、怖くなったときの擬音語。絵本やアニメにもよく出てきます。「ドキドキ…」のように気持ちを表すのにぴったり。


🗣 Well, don’t just stand there.
👉 えっと、立ってないで何かしてよ!
🔍 何か起きたときに、ただ見ているだけの子に声をかける表現。少し急かしたい時に便利です。


🗣 Come down here this minute!
👉 今すぐ降りてきなさい!
🔍「this minute(今この瞬間)」をつけると、ちょっと怒ったトーンに。親が真剣なときによく使う表現です。


🗣 If only we had worked together…
👉 いっしょにやっていればよかったのに…
🔍「if only〜」は「〜だったらよかったのに」という後悔を表す言い方。ストーリーの教訓としても大事なフレーズです。


🗣 Where in the world did you disappear to?
👉 いったいどこ行っちゃってたの!?
🔍「where in the world」は「いったいどこ?」という驚きや心配を込めた言い方。探し物や迷子のときにも使えます。


🗣 Sharing’s fun!
👉 分け合うって楽しい!
🔍 魔法の言葉みたいなリズムで、シェアする大切さを伝えられるフレーズ。毎日の生活の中で何度でも使ってください♪

絵本で学べる英単語

英語絵本『Presto Change-O』に登場する英単語を、お子さんに分かりやすく説明できるように解説しています。

お子さんにとってまだ少し難しい英単語も、絵本の内容に沿うことで自然に覚えられます

英単語
  • rehearse(リハーサルする)
    → 本番の前にこっそり練習すること。劇やマジックショーの準備で使います。
  • trick(手品・いたずら)
    → マジックの“ふしぎなワザ”のこと。時にはいたずらという意味でも使われます。
  • boring(退屈な)
    → 「つまらない〜!」と感じたときに使う子どもにもよく出てくる表現。
  • fantastic(すばらしい)
    → 「夢みたいにすごい!」というときのほめ言葉。
  • amazed(びっくりした)
    → 目をまんまるにして「わあ〜!」と感動したときに使う言葉です。
  • argue / arguing(けんかする/口げんか)
    → 言いあいをしているときに使います。
  • gulp(ごくん/ドキッ)(飲み込む)
    → おどろいたり、こわかったりして「ごくん…」となる感じをあらわす音。
  • brag(自慢する)
    → 「ぼくってすごいでしょ?」とふんぞり返って言う感じ。
  • instead of(〜の代わりに)
    → 「○○じゃなくて△△」というときの便利な表現。間違って母をカエルにしちゃった場面で登場。
  • woods(森)
    → 「forest」より小さめの森のこと。
  • splash / splot(バシャッ/ぬちゃっ(音))
    → 水たまりやぬかるみを歩いたときの音の表現。
  • disappear(いなくなる・見えなくなる)
    → 「どこいっちゃったの⁉」というときに使います。

絵本を活用したおうち英語遊び

The Princess and the Dragon

この絵本では、英語のフレーズや単語はもちろん、「相手の立場になって考えること」「個性を大切にすること」も一緒に学べます。

おうち英語での遊びを通して、お子さんが英語で自分の気持ちを表現する練習をしてみましょう♪


👗 プリンスセス or ドラゴン 「なりきりごっこ」

物語の面白さはなんといっても、「プリンセスとドラゴンの入れ替わり」。お子さんと一緒に、なりきりごっこをしてみましょう!

💡ポイント:場面を入れ替えて何度も演じることで、自然と英語フレーズが身につきます!

🗣 セリフ例
  • I’m the Princess. Capture me!
  • I wouldn’t dream of it.
  • ROAR! I’m the dragon now!
  • Oh my! The princess has become a dragon!”

🎤 もしもわたしが…?インタビューごっこ

「自分だったらどっちになりたい?」「プリンセスのイメージってどんなの?」というインタビューごっこもおすすめ。

💡ポイント:子どもの自由な発想を引き出すチャンス!話すことで、思考力と表現力も育ちます。

🗣 質問例
  • What would you do if you were a princess?
  • If you were a princess, what would you wear?
  • What does your dragon roar sound like?
  • Would you rather play piano or fly in the sky?

Balloonia

この絵本は、子どもの想像力と英語の表現力をぐんぐん伸ばしてくれる絵本です。

「もし〇〇だったら…?」という想像をふくらませながら、英語でやりとりする時間は、親子にとってかけがえのない学びと遊びの時間になります。


🎈 Let’s Pretend! 「風船なりきり遊び

ジェシカのように、「風船になっちゃった!」という設定でごっこ遊びをしてみましょう。体をふわっと動かしたり、うでをゆらゆらさせて、浮いてる気分を楽しんでください♪

💡ポイント:「I’m light!」「I’m floating!」など、気持ちや状態を表す英語も自然に覚えられます。

🗣 セリフ例
  • I’m turning into a balloon!
  • Oh no! You’re floating away! Come back, balloon Jessica!
  • Goodbye! I’m going to Balloonia!”

🖍️ 自分だけのBallooniaを描こう

ジェシカが行ったバルーンの世界には、風船の動物園や風船の湖などがありました。今度は、お子さん自身の「My Balloonia(わたしのバルーニア)」を絵に描いてみましょう!

💡ポイント:絵を見ながら色、形、数を英語で言ってみましょう!

🗣 セリフ例
  • What’s in your Balloonia?
  • A balloon spaceship and a balloon castle!
  • Wow! What color is your balloon zoo?
  • It’s rainbow!

Presto Change-O

この絵本は、「ごっこ遊び」や「英語の魔法ごっこ」との相性がバツグンです。

読み聞かせのあとに、おうちで英語が自然に飛び出すような遊びをぜひ試してみてください♪


🪄 魔法のことばで「変身ごっこ」

絵本に登場する魔法のことば「Presto Change-O!」「Zippy zap!」「Jiggledy jog!」は、子どもが声に出したくなる音ばかり!ぬいぐるみやママ・パパを魔法で変身させるごっこ遊びがおすすめです。

🗣 セリフ例
  • Presto Change-O! Turn Teddy into a dragon!
  • Zippy zap! One-two-three! You’re a cat!

🧙 魔法の帽子で「マジシャンごっこ」

帽子の中におもちゃやお菓子をこっそり入れて、“魔法の帽子マジック”を楽しみましょう。英語のセリフを入れるだけで、簡単なおうち英語マジックショーに早変わり!

🗣 セリフ例
  • Magic flowers, come out of my hat!
  • Watch and be amazed!

まとめ

今回ご紹介した3冊の英語絵本は、5歳ごろのお子さんの想像力・読解力を育みながら英語に自然と親しめるストーリーばかりです。

ちょっと難しい英単語や英語表現も、絵本の読み聞かせやおうち英語での遊びに取り入れれば、親子で楽しみながら身につけていけます!

まずは気になった1冊から、日常に英語の時間を取り入れてみませんか?

「英語って楽しい!」そんな気持ちを親子で育てていけるヒントが、絵本の中にたくさんつまっています♡

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