
絵本の読み聞かせで、子どもの語彙力だけでなく、穏やかな心も育てたい!
そんなふうに願うママは多いのではないでしょうか。
英語絵本の読み聞かせは、「英語の学び」だけでなく「心の安定を育てる」きっかけにもなります。
わが家では、1年間で130冊の英語絵本に触れる『Liao130』でおうち英語を実践中。
今回は『Liao130』の41〜44週目にあたる絵本12冊を読みました。
『CAN’T YOU SLEEP, LITTLE BEAR?』や『Tell me Something Happy Before I Go to Sleep』のように家族の愛情を感じる絵本から、『Chicka Chicka Boom Boom』や『Mouse Paint』のようにリズムや色彩を楽しめる絵本まで、心と五感を刺激するラインナップ。
物語の文章量が増え、読み聞かせる側にとってもチャレンジが増えてきましたが、英語学習という枠を超えて、親子の心に残る物語に出会える喜びも増しています。

娘が周囲の人に優しく声をかけたり手を差し伸べたりする姿を見ていると、絵本が日常の中のやさしい行動へとつながっているのを実感します。
この記事では、それぞれの絵本のあらすじやフレーズ、親子の反応を記録しています。
英単語リストも掲載しているので、これから同じ絵本に取り組む方の参考になればうれしいです♡
41週目(Liao130)|穏やかな時間にぴったり

TEN, NINE, EIGHT
寝る前、女の子が身の回りのものを数えながら、眠る準備を進めていきます。
10本の足の指から始まり、ぬいぐるみや窓、ボタン、貝がら、キス、そして大好きなクマのぬいぐるみ。
温かな親子のやり取りの中で、一日の終わりが静かに近づいていきます。
就寝前のルーティンとカウントダウンを組み合わせたリズミカルな数の絵本。あたたかい色彩と柔らかい線のイラストが、夜の安心感を優しく伝えます。
シンプルな言葉で1から10までの数字を楽しく覚えられるため、数の学習を始めた子どもにもぴったり!数字と身近な物を結びつける描写が心地よく、繰り返し読みたくなる温かさがあります。
寝る前のルーティンとして読むと、子どもも安心して眠りにつけそう。わが家のおやすみ前に読む絵本のラインナップに加わりました。
- windowpanes 窓ガラス
- seashells 貝がら
- gown ガウン、寝間着
- square 四角い
- round 丸い
- pale 淡い
- fuzzy ふわふわした
- in a short straight row
短くまっすぐ並んだ列に
Where Does the Brown Bear Go?
夜になると、街やジャングル、森の動物たちは、どこへ行くのでしょう?
猫、サル、ラクダ、野良犬、カモメ、そして茶色いクマ。
繰り返されるやさしい問いかけとともに、動物たちはみんなおうちへ向かいます。
最後には、みんな揃って…。
夜の動物たちの帰り道をやさしいリズムで描いた絵本。ページごとに繰り返される”Where does the ~ go?”のフレーズは、耳に心地よく、英語のリズムやイントネーション練習にも最適です。
色彩豊かなイラストと詩的な文章が、穏やかな夜の雰囲気を感じさせます。全体が子守唄のようなやさしいテンポで、寝る前の読み聞かせにも、英語での問いかけ練習にもぴったりの一冊です。
わが家では、お気に入りのぬいぐるみを絵本のようにたくさん並べて遊びました。

Where do all the animals go?
(みんな、どこ行くの?)

They go home to sleep!
(おうちでねんねするよ。)
- the lights go down
夜になって街や建物の明かりが消えて暗くなる様子 - evening settles
夕暮れが静かに訪れ、夜の雰囲気になる感じ - shadows fall across the dune
夕日や月明かりで砂丘の上に影が広がる描写
※ fall across 〜 は「〜に(光や影が)かかる」 - the sun sinks far behind the seas
夕日が水平線の向こうにゆっくり沈んでいく描写 - night in the forest disguises the trees
夜になると木々が暗闇に溶け込み、姿がはっきり見えなくなる様子 - lit by the light of the moon
月明かりに照らされて輝いて見える様子
※ litは、lightの過去分詞
- camel ラクダ
- stray dog 野良犬
- seagull カモメ
- city street 都会の通り
- jungle ジャングル
- dune 砂丘
- junkyard ゴミ置き場
- disguise 変装する/隠す
42週目(Liao130)|おやすみ前に心がほっとする

CAN’T YOU SLEEP, LITTLE BEAR?
夜、ビッグ・ベアはリトル・ベアを寝かせますが、暗いのが怖くてなかなか寝られません。
ランタンを何個も持ってきても安心できません。
暗闇そのものが怖いのです。
そこで外に連れ出し、輝く月と星を見せてあげます。
暗闇がこわい子どもの気持ちに寄り添った優しいストーリー。繰り返しのセリフと丁寧な描写、そしてビッグ・ベアの包み込むような対応が、読む人の心まであたたかくしてくれます。
やわらかな水彩画で夜の静けさとぬくもりがやさしく描かれていて、就寝前の読み聞かせにぴったりの一冊です。
親としても子供が「怖い」と言った時にどう接するか、ヒントをもらえた気がします。愛情のこもったやりとりが心に染みますね。
最近、4歳の娘が「私があなたのママってことね」とお母さん役をよく楽しんでいます。そこで、怖がる子供のふりをしてみると、優しいことばをかけてくれて娘の心の成長を感じました。

I’m scared of the dark!
(暗いのがこわいよ!)

Don’t be scared. I’m here. You’re safe with me.
(こわがらないで、わたしが一緒にいれば安心だよ)
- settle 落ち着く、腰をおろす
- pad そっと歩く(動物が足音を立てずに“とてとて”歩く様子)
- scared 怖がっている
- tiny とても小さな
- glow ぼんやりした光、ほのかな明かり
- cuddle 抱きしめる
- hook ひっかける
- puzzled まよった/なやんだ
- twinkly きらきら光る様子
- cozy 居心地がいい
Tell Me Something Happy Before I Go to Sleep
眠れない小さなうさぎWillaは、悪い夢が怖くて不安いっぱい。
優しいお兄ちゃんに「幸せなことを教えて」とお願いすると、身近な物や朝の訪れまで、あたたかな幸せを一つずつ教えてくれます。
安心したWillaは、やがてすやすや夢の中へ――。
『Tell me Something Happy Before I Go to Sleep』は、子どもの「夜の不安」に優しく寄り添ってくれる、心あたたまる絵本。やさしい言葉と柔らかいタッチのイラストが、夜の静けさや家族のぬくもりを繊細に描きます。
兄妹のやりとりを通して、「身の回りにある幸せ」を感じられるストーリーで、読んでいるだけで心がゆるみ、眠りに誘われるような、優しさに満ちています。
寝る前に「今日あったハッピーなこと」を思い出すだけでなく、「明日のハッピーなこと」も想像してみると、自分たちのそばにはこんなにたくさんの「幸せ」があることを感じられますね。

Tell me something happy!
(うれしいことをおしえて!)

In summer holiday, we go to the sea.
(なつやすみは、海に行くよ。)
And eat shaved ice, watch a movie!
(それから、かきごおり食べて映画も見るの!)
Lots of fun!
(楽しみいっぱい!)
- afraid こわがっている
- lean over のぞきこむ、身を乗り出す
- long ~したくてたまらない、切望している
- bloom 花が咲く
- buzz ハチが飛ぶブンブンいう音
- snuggle up ぴったり寄り添う
- especially 特別に
- sound asleep ぐっすり眠っている
43週目(Liao130)|音・ことば・季節感を五感で楽しむ

Chicka Chicka Boom Boom
アルファベットの小文字たちが、ココナッツの木に登ろうと大はしゃぎ!
次から次へとよじ登り、ついには…ドッシーン!みんな落ちてしまいます。
心配した大文字のママパパたちが駆けつけ、ケガした小文字たちを助けるおはなし。
『Chicka Chicka Boom Boom』は、アメリカで長年愛され続けているアルファベット絵本。カラフルなイラストと歌のようなリズムの文章が特徴で、アルファベットを「ただ覚える」のではなく、音とリズムで親しめるのが魅力です。
アルファベットの小文字たちが主役なのもポイント!「登る → 倒れる → 助けられる → また挑戦!」というシンプルなストーリーで、小さな子でも楽しめます。
娘はアルファベットがケガしたり絡まったりするシーンがお気に入りで、イラストと英語表現を結びつけて音読しながら楽しんでいました。そういえば日本語でも『ひらがなさん、じけんです!』の絵本に夢中になっていた時期があったので、文字が主人公の絵本に惹かれるのかもしれません。
1歳の息子も気に入っていて、”Oh No!”のセリフのところで、両手をおでこに持っていく仕草をするようになり面白いです。

Chicka Chicka!

Boom Boom!
- Chicka Chicka Boom Boom!
▶︎ この絵本のリズムの核。太鼓の音のような擬音で「ドーン!」の雰囲気 - Skit skat skoodle doot. Flip flop flee.
▶︎ 意味よりも音の楽しさ重視のナンセンス・ライム - wiggle-jiggle free
▶︎ 「もぞもぞぷるぷる動いて自由になる」ニュアンス
“wiggle”はくねくね動く、”jiggle”はぶるぶる揺れる - Dare double dare, you can’t catch me.
▶︎ 「やれるもんならやってみろ」というような遊びの中での軽い挑発の言い回し
- tag-along ついていく人、後からくっついてくるイメージ
- pileup 山積み、どさっと重なった状態
- skinned-knee すりむいたひざ
- stubbed-toe 足の指をぶつけた
- patched-up 手当された、つぎはぎの
- out of breath 息切れして
- tangled (up) からまった
- about to cry 泣きそう
- knotted 結び目になった、からまった
- looped 輪になった、くるっと曲がった
- stooped かがんだ、腰を曲げた
- twisted ねじれた、ひねられた
- alley-oop 掛け声(よいしょ!という感じ)
- black-eyed 目の周りに青あざのある
- loose-tooth ぐらぐらの歯
- dare 挑発する
If You Take a Mouse to School
もしネズミを学校に連れて行ったら…?
ランチボックスをねだったかと思えば、勉強したり、実験したり、ブロックで家を作ったり大忙し!
そして最後にはまたランチボックスを欲しがって…。
『If You Take a Mouse to School』は、人気の 『If You Give…』 シリーズの一冊。元気いっぱいの小さなネズミが、学校での一日をハチャメチャに楽しむストーリーです。
予測できそうでできない展開が子どもたちを夢中にさせ、英語のリズムに自然と親しめます。学校生活にワクワク感を与えてくれる、入園・入学シーズンにもぴったりの一冊です。

繰り返しの展開があるので、次に何が来るかを一緒に予想するのも楽しいポイントですね!
- start by 〜ing まず〜することから始める
- catch one’s breath 息を整える
- tuck in しまい込む/大事にしまう
Kipper’s Christmas Eve
クリスマスイブ、キッパーはクリスマスツリーにするためのモミの木を森へ探しに行きます。
頑張って引き抜いた小さなモミの木を友達に手伝ってもらいながら持ち帰り、飾り付けや雪合戦。仲間とのクリスマス気分を楽しみます。
最後にキッパーは「やっぱりクリスマスイブが一番!」
『Kipper’s Christmas Eve』は、イギリスで長年愛されてきた『Kipper’s』シリーズのクリスマス絵本。温かみのあるイラストと、子どもらしいクリスマスへの期待感がたっぷり詰まっています。
イギリスの絵本作家 Mick Inkpen(ミック・インクペン) による、子犬の Kipper(キッパー) を主人公とした人気絵本シリーズ。
1990年代から世界中で愛され、アニメ化もされるほど親しまれています。
- 日常のちょっとした出来事や冒険がテーマ
- 子どもが共感しやすく、安心感のある物語
- 短い文や繰り返しが多く、英語を学び始めた子どもにぴったり
- “Which is best? Christmas Day? or Christmas Eve?“
▶︎ クリスマスかクリスマスイブ、どっちの方がいいだろうか?という自問 - “Presents? or expecting presents?”
▶︎「もらう喜び」か「待っている楽しみ」か? - “I like lumpy presents. It makes you wonder what’s inside.”
▶︎ プレゼントは見た目より「中身を想像する楽しさ」が大切、という子どもらしい発想
キッパーの「どちらの方がいいだろう?」という自問を、子供と一緒に考えながら読みました。

「待つ時間」や「友だち・家族と過ごす瞬間」こそ楽しいということに気づかせてくれますね。
- expecting 期待している
- whooped ワーイ!と叫んだ
- go charging down 突進する/猛ダッシュする
- fir tree モミの木/クリスマスツリー
- dug away 掘り出した
- spade すき(土や雪を掘る道具)
- grabbed ぎゅっとつかんだ
- heaved ぐっと力をこめて持ち上げた/引っ張った
- drag 引きずる/ずるずる運ぶ
- toddle よちよち歩く
- father Christmas サンタクロース(英)
- enthusiastically 熱心に/うれしそうに
- wobbled ぐらぐらした
- lumpy でこぼこした
- pegged ピンで留めた
- wide awake ぜんぜん眠くない
- peer じっとのぞき込む
- plop over ぽとんと置く/落ちる
- stare out じっと外を見る
Mouse Paint
白い紙の上にくらす3匹の真っ白なねずみ。
ある日、ねずみたちが絵の具のビンを見つけ、飛び込んで遊び始めます。
赤と黄色でオレンジ、黄色と青で緑、青と赤で紫に!
混ざり合う色の楽しさを発見しながら、カラフルな世界を楽しむおはなし。
『Mouse Paint』は、シンプルな文章と大胆な色づかいで「色のまぜあわせ」を楽しく学べる絵本。赤・青・黄の3色からオレンジ・緑・紫の新しい色が生まれる驚きを、ねずみたちが楽しく見せてくれます。
幼児の色彩感覚を育むのにぴったりな一冊です。色が混ざるシーンで「次は何色になるかな?」と一緒に予想しながら読むと、子どもが夢中になります。

If we mix red and blue, what happens?
(赤と青を混ぜたら、どうなるかな?)

Red and blue make purple!
(赤と青でむらさきになるよ)
この絵本を読むときは、シルバニアのマシュマロねずみの人形を持ってきて並べる娘。確かに色合いがそっくり!子供はいろんな物を結びつけるのが上手ですね。
- sticky ベタベタする
- stiff かたくなる
- wash themselves down 自分を洗い流す
44週目(Liao130)|英語とともに広がる子どもの“心の冒険”

Curious George Learns the Alphabet
ジョージは本に並ぶ「黒いしるし」が気になって大研究。
黄色い帽子のおじさんがアルファベットをイラストを交えて教えてくれます。
AはAlligator、BはBird…と、絵と一緒に覚えていく楽しい学び。
最後にはZまでマスターして、ジョージらしい“いたずら”も飛び出します。
『Curious George Learns the Alphabet』は、好奇心いっぱいのジョージと一緒にAからZまで学べる絵本。アルファベットの形をただ覚えるのではなく、動物などのイラストと結びつけて「イメージ」でとらえられるのが魅力です。
学びと物語がバランスよく組み合わさっていて、ジョージのユーモラスなエピソードに思わず笑いながら、自然にアルファベットに親しめます。
娘はアルファベットを読むことはできますが、書くのはまだ練習中。この絵本のようにストーリーと文字のイメージがつながると、書くときのヒントにもなりそうです。
- curious 好奇心が強い
- pad 大きな紙
- bill くちばし
- sting 刺す
- claw はさみ
- pinch つねる
- dromedary ヒトコブラクダ
- dizzy めまいがする
- fool だます/ふざける
- gay 陽気な/楽しげな
- hedge 生け垣
- hay 干し草
- hobby horse 木馬
- icicle つらら
- lean lady やせた女性
- neat きちんとした
- nibble ちびちび食べる
- odd 変な/妙な
- object もの
- bugle ラッパ
- flappers ひれ/翼
- quail ウズラ
- rumpus 大騒ぎ
- rough 荒い
- sneak こっそり入る
- tomahawk トマホーク斧
- tepee インディアンのテント
- trick いたずら
- upright まっすぐ立った
- nuisance 迷惑なこと
- zip すばやく動く
- zest 活気
If the Dinosaurs Came Back
恐竜がもし現代に戻ってきたらどうなる?というユーモアたっぷりの絵本。
恐竜が草刈りをしたり、消防士を助けたり、図書館で本を取ったり…。
ページをめくるごとに「もしも」の世界が広がります。
最後には“最高のペット”になるかも?という楽しい想像で締めくくられます。
『If the Dinosaurs Came Back』は、恐竜好きの子どもの空想をそのまま形にした絵本。大きな恐竜が現代社会で大活躍する姿はユーモラスで、子どもの想像力を刺激します。
巻末には恐竜の名前リストも付いていて、学びのきっかけにもなります。
4歳の娘は、『ぐんぐん考える力を育むよみきかせ きょうりゅうのお話20』を読んでから、恐竜にハマっています。こちらの『考える力を育むよみきかせ』のシリーズは、何度も読み返すほどハマってくれるのでコスパ最高です!わが家は全シリーズ購入し、毎日のように読んでいます。
ちなみに、娘のおすすめ恐竜絵本は、黒川みつひろさんの『トリケラトプスとスピノぼうや
』などのシリーズで、いつも私に読んで聞かせてくれます。どの物語も主人公のトリケラトプスがなんだか可愛くて、大人でも楽しめます。

幼児は、恐竜の名前を覚えるのも早くて驚きますね。
- lawn mowers 芝刈り機
- plow their fields 畑を耕す
- lumberjacks 木こり
- firefighters 消防士
- skyscrapers 超高層ビル
- librarians 図書館司書
Kipper’s Monster
キッパーとタイガーは、新しい懐中電灯を持って森にキャンプへ。
暗闇の中、不気味な声や光る目にびくびくしながらも「怪物」を探しに行きます。
やがてテントに映し出された大きな影の正体は、なんと小さなカタツムリ!
怖いけど笑ってしまう、夜の冒険の物語です。
『Kipper’s Monster』は、イギリスで長年愛されてきた『Kipper’s』シリーズの一冊。子どもの「怖いもの見たさ」や想像力をくすぐる内容で、最後はユーモラスに安心できる展開が魅力です。
結末で“怪物”の正体がカタツムリだとわかるユーモアは、子どもも大人もほっとできるポイント。恐々見ていた娘も、最後に正体が分かるとホッとした表情をしていました。
イギリスの絵本作家 Mick Inkpen(ミック・インクペン) による、子犬の Kipper(キッパー) を主人公とした人気絵本シリーズ。
1990年代から世界中で愛され、アニメ化もされるほど親しまれています。
- 日常のちょっとした出来事や冒険がテーマ
- 子どもが共感しやすく、安心感のある物語
- 短い文や繰り返しが多く、英語を学び始めた子どもにぴったり

『Kipper’s』のシリーズは、たくさんのストーリーが出ていて思わず揃えたくなります。
お買い得なシリーズのパックもあるようなので、こちらの絵本にも挑戦したいです。
- torch 懐中電灯
- shone 光を当てた(shine の過去形)
- horrendous 恐ろしい、ギョッとするような
- tremendous ものすごい
- nervously 不安そうに
- whispered ささやいた
- screech キーッという音/鳥の鳴き声
- crept 忍び足で進んだ(creepの過去形)
- enormous 巨大な
- shrieked 悲鳴をあげた
- scrambled あわてて動いた
- panting 息を切らして
- horns 角
- squealed 甲高い声で叫んだ
- looming 不気味に迫ってくる
- crawl はう/這って動く
- peeped out そっと覗いた
Madeline
パリの古い家に暮らす12人の女の子の中で、一番小さいのがマドレーヌ。
元気いっぱいで怖いもの知らずですが、ある夜お腹が痛くなり手術することに…。
入院先ではおもちゃやお菓子に囲まれ、元気を取り戻します。
お腹の傷を見せると、友だちみんなも「手術したい!」と言い出すおはなし。
邦題:『げんきなマドレーヌ』
『Madeline』は、1939年に出版されたフランス・パリを舞台にした名作絵本。独特のユーモアと美しい挿絵が、大人にとっても魅力的な作品です。
パリの寄宿学校に暮らす12人の女の子。いつも2列に並んで、パンを食べ、歯をみがき、ベッドに入ります。その中で、いちばん小さいけど、いちばん勇敢で愛らしいマドレーヌちゃんのおはなしです。
4歳の娘には、正直まだ少し難しいかなぁという印象ですが、読んでいるうちに文化的背景などを自然に学べるのが絵本の魅力ですね。

絵画のように美しい表紙なので、飾っておくだけでも素敵です。
- vines つた植物
- two straight lines 2列に並んで
- broke their bread パンをちぎる/食べる
- frowned 眉をひそめる
- “Pooh-pooh” フンッという表現
- frighten 怖がらせる
- DANton-ten-six 昔の電話番号表記
- appendix 虫垂
- crank ハンドル/ベッドの昇降装置
- solemn face 真面目な顔
- scar 手術のあと/傷あと
- disaster 大変なこと/災難
- troubling you 何が悩ませているの?
- Thank the Lord 神様に感謝!
わが家の実践記録|『Liao130』絵本×おうち英語
取り組みの状況
- Liao130週数:41〜44週目
- 読んだ冊数:12冊(累計108冊)
- 取り組み時の年齢:娘(4歳8ヶ月)、息子(1歳8ヶ月)
『Liao130』もいよいよ後半に入り、絵本の難易度や文章量が少しずつ上がってきました。そのぶん、読み聞かせをする私にとってはハードルが高くなり、正直「ちょっと大変…」と感じることもあります。
わが家はもともとゆるく進めてきたので、気を抜くとすぐにペースが落ちてしまいがち。けれど、一年で『Liao130』のリストをひとまず一周したいという目標があるので、最近は「毎週リストをきちんとこなそう」と心がけるようにしています。
一方の娘は「今日の絵本は?」と毎回とても楽しみにしていて、読み聞かせが追いつかないと自分でマイヤペンを手に取り、絵本を聞いたり音読したりするほど。特にお気に入りは 『Chicka Chicka Boom Boom』で、1歳の息子も一緒にリズムにのって楽しんでいます。

親にとっては少し大変になってきたけれど、子どもたちにとってはますます絵本の世界が魅力的になっていると感じます。
👉 『Liao130』のわが家の進め方と工夫については、こちらで詳しく紹介しています。