「あれ?いま英語で言ったのはあの絵本のフレーズ?」
そんなふとした瞬間に、子どもの成長を感じることってありませんか?

4歳の娘を見ていると、英語絵本の効果って、急に花開くんだなと実感しています。
わが家のおうち英語では、1年間で130冊を読む『Liao絵本リスト(Liao130)』を実践中。
英語絵本の読み聞かせを始めて、気づけば8ヶ月目。これまでに読んだ絵本は累計64冊になりました。途中でペースが落ちたり、停滞した時期もありましたが、コツコツ続けてきたおかげで、今も親子での読書タイムを楽しめています。
今回は、Liao絵本リスト27〜30週目にあたる12冊の記録です。物語の展開が面白くなってきた絵本は、親の私もつい引き込まれるものばかり!
この記事では、絵本のあらすじや感想とわが家の成長記録をまとめています。
さらに、絵本ごとの英単語リストもまとめているので、同じ絵本に取り組む方のヒントになれば嬉しいです。
「Liao絵本ってそもそも何?」という方は以下の記事をぜひ参考にしてください。
▶︎ Liao絵本の特徴についてはこちら
▶︎ Liao絵本のスケジュール一覧はこちら
27週目(Liao130)|好奇心がはじける!英語の音・文字・ストーリー

- The Princess and the Dragon
▶︎ 勇敢なプリンセスが大活躍!意外な展開が魅力のストーリー絵本 - Eating the Alphabet
▶︎ A〜Zの野菜や果物を美しいイラストで紹介 - See You Later, Alligator!
▶︎ ライミングが楽しい!言葉のリズム感を育てる絵本
The Princess and the Dragon
乱暴で行儀の悪いプリンセスと、上品で礼儀正しいドラゴン。
ある日、出会った二人はお互いに「自分の方が相手よりずっと上手にできるはず」と、立場を入れ替えることに!
プリンセスになったドラゴンは礼儀正しく、みんなに大好評。
一方、ドラゴンになったプリンセスは大暴れ!
イメージとは真逆の二人が出会い、それぞれの「らしさ」について考えるきっかけをくれる絵本です。
英語と一緒に「物語を味わう力」も育ててくれる一冊です。

どんな子でも「その子らしさ」があっていいんだよ、ということが娘に伝わるといいなと思います。
- frightful 不愉快な、ひどい
- tangled 絡まった
- ragged ボロボロの
- swine ブタ
- disgrace 恥さらし
- jolly 愉快な
- capture 捕まえる
- daintily 上品に
- curtsy (女性が、高貴な人に)丁寧なおじぎをする
- overjoyed とても喜んで
- simply divine ただただ素晴らしい
- prank イタズラ、からかい
正直、馴染みのない英単語が多めで、4歳の娘にはまだ難しいかな?と懸念していましたが、最後までじっくり集中して聞いていて、面白い!!という感想でした。

Would you rather be the princess or the dragon?
(プリンセスとドラゴン、どっちになりたい?)

I want to be the dragon because I want to play piano!
(ドラゴン!だってピアノ弾きたいから)
Eating the Alphabet ~Fruits & Vegetables from A to Z~
AからZまで、アルファベット順に登場するたくさんの野菜や果物たち。
Apple、Blueberry、Carrot…、Zucchini。
見たことのあるものから、ちょっと珍しい食べものまで、75種類もの野菜と果物が鮮やかなイラストで楽しめます。
『Chicka Chicka Boom Boom』で有名なイラストレーター、Lois Ehlert(ロイス・エイラート)のカラフルなコラージュアートが目を惹くアルファベット絵本。
まず、表紙のイラストが飾っておきたいくらい可愛いです!
絵本を開くと、ページいっぱいに野菜や果物が色鮮やかに描かれていて、まるで野菜図鑑。巻末には、75種の野菜と果物の原産地や特徴などのミニ知識がまとめられています。
大人でも知らないような日本に馴染みのない野菜や果物もたくさん登場して興味深いです。

Which one do you like the best?
(どれが一番好き?)

I like Okra!
(オクラ!)
See you later, Alligator!
アリゲーターとクロコダイルの2匹のワニのおはなし。
朝から家事に大忙しのクロコダイル。
アリゲーターを起こして手伝ってくれるか頼みますが、マイペースなアリゲーターは自分のやりたいことばかりしています。
クロコダイルはだんだん腹が立ってきて…!
アリゲーターの指人形の口をパクパク動かすことができる楽しいしかけ絵本です。
繰り返し出てくる韻を踏んだこちらのフレーズ、子供の英語の歌などでよく耳にしますね。
See you later, Alligator!
In a while, Crocodile!
絵本の中では、「Will you〜?」と相手に尋ねるフレーズが繰り返し登場します。
Will you help me?
Will you give me a hand?
Will you do your share?
Will you join in?
- slobber よだれを垂らす

実は、アリゲーターとクロコダイルは、種類の違うワニなんだよ。
28週目(Liao130)|ユーモアと自然のふしぎを英語で味わう

- The Little Mouse, The Red Ripe Strawberry, and THE BIG HUNGRY BEAR
▶︎ いちごをめぐるユーモア満載のやりとりが楽しい! - I Am an Apple
▶︎ りんごの木の一年を通して、果物の成長と自然のリズムを学べる。 - I’m a Caterpillar
▶︎ いもむしの視点で描かれる成長物語。
The Little Mouse, The Red Ripe Strawberry, and THE BIG HUNGRY BEAR
小さなねずみくんが赤くて熟した美味しそうなイチゴを発見。
でも、「お腹を空かせた大きなクマがそのイチゴを狙っているよ」と聞いて大慌て!
どうしてもイチゴを取られたくないねずみくんは、どうしたのでしょうか?!
邦題『どうするどうするねずみくん』
クマは本当にやってくるのか…?ユーモアたっぷりに展開する、想像力をくすぐる物語です。
美しいイラストが特徴のDon Wood(ドン・ウッド)の作品で、とにかくイチゴがみずみずしく美味しそうに描かれています。

小さなねずみくんの様子が、本当に「どうする?どうする?」という感じで、邦題のセンスがめちゃくちゃいいなぁと感じました。
- tromp 当てもなく歩く
- disguise 変装させる
わが家がこの絵本を手にしたのは4月中旬のちょうどイチゴがよく市場に出回っている時期で、大のイチゴ好きの娘は「イチゴ食べたーい♡」と言いながら絵本を眺めていました。
絵本の読み聞かせは、季節感も大切ですね。

I love strawberries! I want to eat one too!
(いちごだいすき!わたしも食べたい!)
I Am an Apple
木の枝の小さなつぼみから花が咲き、やがて花びらが散り、リンゴが実ります。
そして、その種を植えると…と、リンゴのライフサイクルをリンゴ自身の視点から描かれています。
シンプルな言葉で、種から芽、木、花、実、そしてまた種へとつながる「いのちの循環」をやさしく描いた1冊です。
Scholastic社の「Hello Reader! 」シリーズのリーダー絵本(読解力やリーディングスキルを向上させるための教材)です。英語初級の子どもでも理解しやすく、季節や自然、植物の成長などの概念に英語で親しめます。

こういうサイエンスな内容を「英語で学ぶ」というのは、学びがとても多いと思います。
- bud つぼみ
- blossom 花
- petal 花びら
- stem 茎
- trucker トラック運転手
I’m a Caterpillar
主人公は、もぐもぐ葉っぱを食べる元気なイモムシ。
自分の体の変化を語りながら、さなぎになり、やがてチョウへと成長していく過程をやさしい語り口で伝えてくれます。
シンプルな英文とイラストで、チョウの成長を分かりやすく学べる絵本です。
こちらは、Scholastic社の「Hello Reader! 」シリーズのリーダー絵本(読解力やリーディングスキルを向上させるための教材)です。自然科学の要素もあり、「英語×理科」の導入にも最適です。
虫に詳しくない私は、Eric Carle(エリック・カール)の『THE VERY HUNGRY CATERPILLAR』を読んだとき、「さなぎ」を意味する”pupa”と”chrysails”という概念を調べたところでした。

同じようなテーマの絵本を複数読む中で情報がつながり、「知識」になっていくんだと実感しています。
- shiver 震える
- twist 身をよじる
- split を分裂させる
- pupa さなぎ
- chrysalis (特にチョウ・ガの殻の硬い)さなぎ
- nectar (花の)蜜
29週目(Liao130)|魔法・妖精・想像力!ファンタジーを満喫

- Tooth Fairy
▶︎ 歯が抜けたらやってくる“歯の妖精”のお話 - Balloonia
▶︎ 空気が抜けた風船はどこへ行く?夢のような「風船の国」Ballooniaの物語 - Presto Change-O
▶︎ 魔法の呪文をとなえて変身!言葉あそびとユーモラスな展開
Tooth Fairy
マシューは歯が抜けて、ワクワクしながら枕の下に歯を入れて眠ります。
”歯の妖精が宝物をくれるんだって!”
それを聞いた妹のジェシカは、自分も宝物がほしくなり、とうもろこしの実で作った「ニセモノの歯」を枕の下へ…
夢の中でふたりは小さくなって、歯の妖精の世界へ!
笑いあり、ちょっぴりドキドキ、そして「きれいな歯って大切なんだ!」と感じられる、楽しいファンタジー絵本です。
欧米では、抜けた乳歯を枕の下に入れて寝ると、「Tooth Fairy(歯の妖精)」がその歯をコインやプレゼントに交換してくれるという言い伝えがあるようです。

こういう海外の文化を知れることが、英語絵本の醍醐味ですね。
- treasure 宝物
- swap 交換する
- shrunk 縮んだ(shrinkの過去分詞)
- greetings あいさつ
- palace 宮殿
- perfect 完璧な
- dungeon 地下牢
- boil 煮る、沸かす
- scrub ゴシゴシ洗う
- fake 偽物
- jail 牢屋、監獄
- trick いたずら、ごまかし

Did you know that baby teeth fall out?
(子どもの歯って抜けるって知ってた?)

Yes, I know!
(うん、知ってるよ!)
あのね、さくら組(年長)のせいや君はもう歯が抜けてるんだよ!
Balloonia
「空に飛んでいった風船は、バルーニア(風船の国)に行くんだよ。」 という弟のマシューのことばを鼻で笑っていたジェシカ。
その夜、不思議なことにジェシカの体は風船になって宙に浮かび、気がつくとそこはすべてが風船でできた夢のような世界!
「風船が飛んでいっちゃった!」というささやかな出来事を、壮大な空想の冒険に変えてくれる絵本。
ストーリーにはユーモアと優しさがあり、別れや変化を受け入れる気持ちの準備にもつながる1冊です。

風船が飛んでいってしまう寂しさを、こんな素敵なファンタジーで包み込んでくれるなんて♡
- nonsense ばかげたこと、ナンセンス
- beyond ~の向こうに
- shrivel (up) しぼむ、しなびる
- float うかぶ、ただよう
- kidnap 誘拐する
- setting (sun is setting) 日が沈む
- decide 決める

This balloon wants to go to Balloonia. Should we let it go?
(この風船、バルーニアに行きたいんだって。行かせてあげようか?)

Not yet! I want to play more!
(まだだよ!もっと遊ぶの!!)
Presto Change-O
マシューはマジックショーの練習中。
そこへ妹のジェシカが「本物の魔法」を披露しようと張り合います。
ところが、魔法でお母さんをカエルに変えてしまったから、さぁ大変!
雨の森へ逃げたお母さんを探しながら、兄妹は「協力すること」の大切さに気づいていきます。
兄と妹のけんかから始まるドタバタ魔法騒動が描かれた絵本。失敗を通して協力することの大切さを伝える、笑って学べる1冊です。
「Presto Change-O!」「Zippy zap!」などのリズム感あふれる魔法の言葉は子どもにも真似しやすく、コミカルな展開とテンポの良い会話で飽きずに楽しめます。

かわいい兄弟の失敗だらけの魔法のやりとりに、思わずくすっと笑って心がほっこり♪
- rehearsing リハーサルをしている、練習している
- fantastic 素晴らしい、すごい
- presenting 紹介する、披露する
- arguing 言い争っている
- escaped 逃げた、脱出した
- disappear 消える、いなくなる
- everywhere あちこちに、どこにでも
- begin 始まる

Presto Change-O! Zippy zap!
Mama, into うんこぉぉ!!!
(プレストチェンジオー!ママ、うんこになぁれ!)

なんで…💩
30週目(Liao130)|ドキドキ!不思議な冒険とちょっぴりスリル

- Magic Shoelaces
▶︎ 魔法のくつひもでどんどん自分が変わっていく男の子のお話 - SCAREDY CATS
▶︎ びくびくネコたちが勇気を出して成長していくストーリー - Twenty-Four ROBBERS
▶︎ 24人のドロボウが登場する、リズムの良い言葉遊び絵本
Magic Shoelaces
靴ひもがすぐにほどけてしまうマシューは、何度結んでも失敗ばかり。
そんなある日、「絶対にほどけない魔法の靴ひも」と出会い、古い靴ひもと交換することに!
最初はうまくいっていた魔法の靴ひもも、やがて困った事態を引き起こしてしまいます。
子どもが日常でよく直面する「靴ひもがうまく結べない!」という悩みをテーマに、ユーモアとちょっぴりの魔法を加えて描かれた絵本です。
「便利さ」の裏にある落とし穴と、「練習すること」の大切さに気づく、心あたたまるお話です。

「自分でやってみる大切さ」を物語の中で自然に学べるのが良いですね。
- mop モップでふく
- practice 練習する
- loop 輪っか
- crawl はう
- guaranteed 保証された
- satisfaction 満足
- deal 取引・約束
- instant すぐに
- allowed 許されている
- ridiculous ばかげた
- smash こわす
- swap 交換する

Do you want to try tying your shoelaces?
(くつひも、結ぶ練習してみる?)

Hmm… not yet.
(うーん、まだいいや)
あのね、小学生になったらできるもん。
(I’ll do it when I’m in elementary school.)
SCAREDY CATS
ある日、ママネコは大事な手紙を出すために、7匹の子ネコの中から一番小さな2匹におつかいを任せます。
はじめての町への冒険に、子ネコたちはドキドキ。「もし◯◯だったら…」と不安だらけ!
でも、怖くてもへっちゃらなフリをして、一歩一歩前に進みます。
怖がりだけどがんばる子ネコたちの冒険物語。
「こわいけど、やってみたい!」そんな子どもの気持ちに寄り添った物語。子ども自身の「はじめて」や「挑戦」に寄り添いながら、英語にふれることができる一冊です。
シンプルな文章の中に、豊かな擬音語や繰り返し表現がたくさんあり、親子で読むとリズムよく楽しめます。

想像力豊かに「もしかしたら…」とどんどん不安をふくらませる子ネコたちの姿が、我が子と重なり、可愛くて愛おしい!
- awful とても悪い
- dreadful ひどく不快な
- terrible 恐ろしい、ひどい
- woeful 悲惨な
- hideous ぞっとする
- scaredy-cat 臆病者
- puffed-up (実力以上に)舞い上がった
- before long まもなく
- troll [北欧神話]トロール(小山・地下・洞窟に住む小人や巨人)
- growl うなる
- yowl 遠吠えする
- howl (風などが)うなる、ヒューヒューいう
- grey 白髪になる
- whiskered 頬ひげのある
- by a whisker もうちょっとで
- bandit 強盗
- claw (鳥・動物などの)爪
- gleaming 輝く、まばゆい
- shiver 震える
- nettle [植]イラクサ
- evil 邪悪な
- cast a spell 魔法をかける
- ledge 岩棚
- snatch さっと連れ去る
- ice cream parlor アイスクリーム屋さん

Can you go shopping like the scaredy cats?
(子ネコたちみたいに、おつかい行ってきてくれる?)

Okey! I’ll buy bananas!
(いいよ、バナナ買ってきてあげる)
Twenty-Four ROBBERS
ある晩、24人の泥棒たちが家を訪ねてきて「ホットペッパーをくれ!」と言います。
それから、泥棒たちはちょくちょくやって来ては要求をつきつけてきます。
でも、家にあった別のものを渡しても、泥棒たちは陽気に引き上げていくのでした。
また来たと思ったら…、なんと彼らは鍋を持って登場!
“H-O-T”や”C-O-R-N”といったスペリングの繰り返しが自然と耳に残るので、フォニックスの導入にもおすすめの絵本。
最後には心あたたまる展開が待っていて、感謝の気持ちや思いやりも学べる、親子で読んで楽しい一冊です。

各ページに描かれた24人の強盗を一緒に数えてみるのも楽しいですね。
- robber どろぼう
- knock ノックする、ドアをたたく
- cob トウモロコシの穂軸
- flour 小麦粉
- sack ふくろ、大きな袋
- pot なべ
- stew シチュー、煮込み料理

What if a robber knocks on the door? What would you do?
(強盗が来てドアをノックしたら、どうする?)

I don’t open the door!
(ドア開けないよ)
わが家のLiao130実践記録|累計64冊!
取り組みの状況と続けられたコツ
- Liao130週数:27〜30週目
- 読んだ冊数:12冊(累計64冊)
- 取り組み時の年齢:娘(4歳5ヶ月)、息子(1歳5ヶ月)
旅行やイベントが続き、読み聞かせのペースはかなりゆるめに。特に夜は親子ともに疲れていて、読み聞かせできない日もありました。
そんな中で活躍したのが 朝の時間でした!
- 朝起きてすぐ、気持ちに余裕のあるタイミングで絵本タイムを確保
- 娘は本好きで、もともと朝一番に絵本を読むのが日課
- 朝の読み聞かせは、寝る前と同じくらい情緒を整える効果を実感
そういえば、小学校でも「朝読書」を取り入れているところがあるそうですね。
👉 『Liao130』のわが家の進め方と工夫については、こちらで詳しく紹介しています。
絵本の傾向と親子の反応
英語絵本のレベルがこの時期からグッとステップアップ!ストーリー性のある絵本が増え、「Audrey Wood祭り」とも言えるほどファンタジー系の絵本が続きました。
- 登場人物や展開がユニークで、親も子も夢中に
- 読み聞かせの時間が「物語の世界に浸る時間」

今月はペースこそゆるめでしたが、そのぶん1冊1冊をじっくり味わう、豊かな読書体験になりました。
4歳むすめの成長記録
- 4歳にはまだ難しそうな絵本でも、最後まで集中して聞けるようになっています。
- 時々、気が向いたときに1歳の弟やパパに英語絵本を読んであげるように!
- 日常の中でも、英語絵本のフレーズをアレンジして自然に口にすることがあり、「英語が生活に根づいてきているな」と感じる場面も。
- Audrey Woodの絵本では「交代で読もうよ」と言い出し、登場人物になりきってセリフを読んで楽しんでいます。