おうち英語×絵本『The Runaway Bunny』まるごとガイド|どこまでも続く親の愛

英語絵本
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「ママなんて、もう知らない!」──そんなひと言に、思わず胸がチクッとしたことはありませんか?

子どもが少しずつ自立しはじめる時期、親としての愛情をどう伝えればいいのか悩むこともあるものですよね。

そんなとき、そっと背中を押してくれるのが英語絵本『The Runaway Bunny』です。

この絵本は、どこへ逃げても必ず追いかけてくる「親の無条件の愛」を、やさしい言葉と幻想的なイラストで描いた心温まる一冊です。

この記事では、絵本の内容紹介や読み聞かせのコツ、学べる英語表現や子育てに活かせるフレーズ、さらにごっこ遊びなどのおうち英語アイデアまでたっぷりご紹介します。

親子の絆も、英語力も深まるヒントがきっと見つかります。

おうち英語を通して、「あなたがどこへ行っても愛してるよ」という想いを伝えてみませんか?

『The RUNAWAY BUNNY』

あらすじ

ある日、子うさぎが「ぼく、にげるんだ」とお母さんうさぎに言います。するとお母さんは、「あなたがにげても、私はあなたをおいかけるわ。だって、あなたは私のうさちゃんだもの」と答えます。魚、花、鳥、船…さまざまなものになって逃げようとする子うさぎと、それを追いかけ続けるお母さん。最後には、子うさぎが「やっぱりここにいるよ」と戻ってくる、愛にあふれた心あたたまるお話です。

絵本紹介と感想

『The Runaway Bunny』は、1942年に初版が出て以来、世界中で読み継がれてきた名作絵本です。

子どもの「離れたい気持ち」と、それを包み込む親の「変わらぬ愛情」を、やさしい言葉と美しい比喩で描いています。

親子の絆を再確認できる、深くて優しい一冊です。

登場する言葉はシンプルで、繰り返しのリズムも心地よく、英語学習を始めたばかりの親子にもぴったりです。

初めて読んだとき、「親の愛情ってこんなにも大きくて、やさしいんだ」としみじみ感じました。子どもの“逃げたい”という気持ちを否定せず、どんなときでも「あなたを見つけにいく」と語るお母さんうさぎの言葉に、親としての覚悟と深い愛情を感じます。

この絵本をおすすめする理由

  • 繰り返し表現で英語のパターンが自然に身につく
    “If you ~, I will ~” の構文が何度も登場し、英文の「形」を感覚で覚えられます。
  • 親子の会話遊びにも発展できる
    親子で「あなたが◯◯だったら、私は◯◯だよ」と遊び感覚で応用できます。
  • 「どこにいても愛されている」ことが伝わる温かいテーマ
    幼児期の不安や甘えに寄り添う、優しくて心強い1冊です。
  • 夢のような世界観が子どもの想像力を育てる
    絵が幻想的で優しく、魚や花や小舟になるという展開が、想像力を広げてくれます。
  • クラシックな絵本として長く愛されてきた名作
    1942年初版ながら、今も世界中で親しまれている安心の1冊です。

おうち英語で絵本を楽しむ3ステップ

絵本『The Runaway Bunny』をおうち英語でフル活用するためのアイデアをご紹介します。

おうち英語で取り入れたいのが、「読み聞かせ→ロールプレイ→ごっこ遊び」のステップです。

読み聞かせで「英語の音やリズム」に触れたら、ロールプレイで「セリフの定着」をさせて、ごっこ遊びで「自分の言葉で表現」する力を自然に身につけていけます。

絵本のテーマや表現をおうち英語に取り入れて、親子で楽しみながら英語力を身につけましょう!

おうち英語のポイント
  • 読み聞かせ
    英語を「聞く力・感じる力」を育てるインプットの時間。
    絵本の表現をそのまま味わえる。
  • ロールプレイ
    実践的な英会話を練習するミニレッスン。
    シーンが決まっているから、英語初心者にも取り組みやすい。
  • ごっこ遊び
    子どもの想像力と英語をつなげて楽しめる自然なアウトプットの場。
    表現力や語彙も広がる。

読み聞かせ|英語のリズムを感じる時間に

絵本『The Runaway Bunny』は、「あなたがどこへ行っても、ママは愛してるよ」と静かに何度も伝える絵本です。

はじめはストーリーがわからなくても、繰り返すうちに子どもは展開を覚えていきます

この絵本の構成(逃げる→追いかける→戻る)は、小さな子どもにとって「安心できる型」です。

何度も読んであげることで、最後のセリフ「Have a carrot.」が安心のゴール(=母親がいる)になり、絵本の読み聞かせ=愛されてる時間、という記憶が定着します。

ここでは、この絵本の読み聞かせのコツやちょっとした工夫をご紹介します。

読み聞かせのポイント
  • 子うさぎとお母さんうさぎの声色を使い分ける
  • 繰り返しのフレーズをテンポよく同じリズムで読む
  • 絵をじっくり見て、想像の世界を広げる
  • 親の愛情をことばで伝えるチャンスにする

声色を使い分けて

この絵本は「逃げる子うさぎ」と「追いかけるお母さんうさぎ」のやりとりの連続です。

声色を変えるだけで、子どもは物語の中にぐっと引き込まれます。

  • 子うさぎ → 元気・いたずらっぽく(ちょっと強がりな感じで)
  • お母さんうさぎの → やさしく包み込むように(落ち着いたトーンで)

子どもと役を交代して「ママが子うさぎ、子どもがお母さんうさぎ」も面白いですよ!

繰り返しのリズムをテンポよく

この絵本は“If you become〜, I will become〜”の繰り返しが特徴です。

この繰り返しは、子どもが英語のリズムを自然に覚えるチャンスでもあります。

読むときはテンポよく、同じリズムで読むことで、歌のように覚えやすくなります。

子どもが途中から口まねしてくるようになったら、一緒に言ってみましょう。

絵をじっくり見て、想像して

この絵本は、想像の世界のシーンがどんどん変化していくのが楽しいポイントです。

絵だけで何をしているのかが伝わるページが多いので、読み聞かせの途中で「何してると思う?」と聞いてみるのもおすすめです。

  • Can you find Mommy Bunny?
    (お母さんうさぎはどこにいるでしょう?)
  • What is she doing?
    (何をしているのかな?)
  • Where is he going?
    (どこに行くのかな?)

まだ自分の言葉で答えられなくても、一旦想像することでイメージと語彙のリンクを育むのに役立ちます。

親の愛情を伝えるチャンスに

絵本の中で、お母さんうさぎは「どんなに遠くへ行ってもあなたが大切」というメッセージをやさしく伝え続けます。

読み終えたあと、お子さんにも英語で愛情を伝えてみましょう。

  • Wherever you go, I’ll always love you.
    (どこに行っても、ずっとあなたを愛してるよ)
  • I’ll chase after you, just like the mommy bunny.
    (ママも、うさぎのママみたいに追いかけちゃうよ〜)

ロールプレイ|英語が自然に飛び出すやりとり

ロールプレイは、絵本のセリフを使って親子でやりとりを練習する“会話遊び”です。ごっこ遊びよりも言葉に重点を置いて、英語を声に出すことが目的です。

ここでは、絵本『The Runaway Bunny』のロールプレイを「特別な遊び」ではなく、日常の中で自然に取り入れられる形で楽しめるアイデアをご紹介します。

特別な時間を作らなくても、毎日のちょっとした瞬間が英語と愛のロールプレイの舞台になりますよ。

ちなみに、うちではこんなやりとりも…。夕飯の途中で突然始まる”我が家の寸劇”です。

ママ、今からうさぎってことね!

うん、いいよ。

Here, bunny!
Have a carrot!!

(ほれ、うさちゃん。にんじんをどうぞ!)

…いや、人参いらんだけやん!

こんなふうに小さなやりとりの中でも、自然に英語が使われるとなんだか嬉しいですね。

もしも〜だったら

絵本の構造をまねて、「if you become〜, then I’ll〜」のフレーズを親子の日常のシーンに取り入れて、「もしも〜だったら」の表現を使ってみましょう。

絵本を何度も読み聞かせした後なら、自然に英語で言葉が出てくるようになります。

最初は、「I’ll be a fish!」「I’ll catch you!」など短くて言いやすいフレーズから練習してみましょう。

セリフ例

🧺 洗濯物を畳みながら

  • 親:If you become a sock and hide under the bed…
    (もしあなたがくつしたになって、ベッドの下にかくれたら…)
  • 子:Then I’ll become a bunny and jump out
    (そしたらうさぎになってジャンプする!)

🍴 ごはん中に

  • 親:If you become a carrot, I will become a bunny and eat you up!
    (もしあなたがにんじんになったら、ママはうさぎになってパクッ!)
  • 子:Nooo! I’ll become a fish and swim away!
    (やだ〜!さかなになってにげる!)

🌳 お散歩中に

  • 親:If you become a bird, I’ll become a tree you can come home to.
    (もしあなたがとりになっても、ママは帰ってくる木になるよ)
  • 子:Then I’ll become a cloud and float away!
    (じゃあ、くもになってとんでいく!)

ごっこ遊び|想像力と英語がつながる遊びへ

ロールプレイが“会話遊び”なら、ごっこ遊びは“想像の世界に入る体験遊び”です。英語を使うこと以上に、世界観ごと味わうのがポイントです。

絵本『The Runaway Bunny』の世界観をベースに、おうち英語で取り組めるごっこ遊びのアプローチを2つご紹介します。

  • からだで楽しむ「なりきりごっこ」
  • ことばで広げる「オリジナルストーリー」

ごっこ遊びは、子どもの想像力と英語をつなげて楽しめる自然なアウトプットの場です。

お子さんの自由な発想に寄り添いながら、心とことばを育むひとときを過ごしてみてください。

空想の世界を飛びまわろう

遊び方はシンプルで、「ぼく、○○になる!」「ママは△△になるね!」というように、子どもが自由に想像したものに親が乗っかるスタイルです。

子どもの空想をそのまま受け止めて、体全体で思いっきり表現してみることで、想像力が広がります

絵本に登場するモチーフをベースにしても、まったくオリジナルの展開でもOK!

最後は絵本のようにやさしい英語の一言とギューっとハグで締めくくりましょう。

I’m 〜!
(ぼくは〜だよ!)

Then I’ll 〜! 
(じゃあ、私は〜するね!)

セリフ例

🐟 おさかなごっこ

  • I’m a shiny fish swimming in the deep blue sea!
    (きらきらのお魚になって、青い海を泳いでるよ!)
  • Then I’ll be a gentle wave that pushes you along.
    (じゃあママはやさしい波になって、あなたを運んじゃおう)

🪨 岩にかくれんぼ

  • I’ll turn into a big rock and stay still!
    (大きな岩になって、動かないぞ〜)
  • Then I’ll be the wind and try to find where you’re hiding.
    (じゃあママは風になって、どこにかくれたか探しちゃう!)

🐦 とりになって ひとっ飛び!

  • I’m a bird flying high in the sky!
    (ぼくは空高く飛ぶ鳥だよ!)
  • And I’ll become a cloud to float along beside you.
    (ママは雲になって、いっしょにふわふわしよう)

⛵ ふねで大冒険!

  • My boat is sailing far across the ocean!
    (ぼくのふねは、海をこえてどんどん進むよ!)
  • Then I’ll be the lighthouse to guide you home.
    (ママは灯台になって、おうちまで照らしてあげる)

🎪 サーカスファンタジー!

  • I’m a circus star swinging on a trapeze!
    (サーカスのスターで、空中ブランコにのってるよ!)
  • And I’ll be the drumroll cheering you on!
    (ママは応援のたいこ役!ドンドンパフ〜!)

👦 かくれんぼマスター

  • I’ll be a little kid hiding in my secret house.
    (小さな子になって、ひみつのおうちにかくれちゃう)
  • Then I’ll be your cozy blanket and snuggle you up!
    (ママはふかふかのブランケットになって、ぎゅっと包んじゃう)

🐇 おわりのハグ

  • I’m always here for you.
    (いつでもママはそばにいるよ)
  • Got you, little bunny.
    (みーつけた、かわいうさちゃん)
  • No matter where you go, I’ll always find you.
    (どこに行っても、ママは見つけるよ)
  • You are my little bunny forever.
    (ずーっとママのうさちゃん)

オリジナルストーリーづくり

絵本のように、「もし○○になって逃げたら、ママ(パパ)はどうする?」と、親子で言葉のやりとりを楽しむストーリーづくりもおすすめです。

この遊びでは、「If I become 〜」「If you 〜, I will 〜」などの英語表現が自然に身につきます。

英語表現だけでなく想像力・表現力・親子の対話力も育ててくれる、とっておきの「おうち英語時間」です。

If I become a 〇〇, I will 〜. 
(ぼくが◯◯になったら、〜するよ)

If you become a 〇〇, I will become a △△!
(きみが◯◯になったら、私は△△になるよ!)

オリジナルストーリー例
  • If I become a dragon, I will fly to the moon!
    (ぼくがドラゴンになったら、月まで飛んでいくよ!)
  • If you become a dragon, I will become a rocket and follow you!
    (きみがドラゴンになったら、私はロケットになって追いかける!)
  • If I become a balloon, I’ll float far away!
    (ぼくが風船になったら、どこまでも飛んでいっちゃうよ!)
  • Then I’ll be the string to keep you close.
    (ママはあなたをつなぐヒモになるよ、ずっとそばにいられるようにね)
  • If I become a kitten, I’ll curl up in a tiny box.
    (ぼくが子ネコになったら、小さな箱で丸くなるよ)
    If you become a kitten, I’ll be the blanket to tuck you in.
    (ママはふわふわの毛布になって、くるんと包んであげるね)
  • If I become a pirate, I’ll sail to Treasure Island!
    (ぼくが海賊になったら、宝の島まで船をこぐよ!)
    Then I’ll be the map that shows you the way.
    (ママはその道を教える地図になるよ)

親子で使える英語表現

絵本『The Runaway Bunny』は、親子の深い絆と、どこまでも続く愛情をテーマにした名作です。

絵本に登場する英語表現を参考に、子育てのシーンで使えるやさしい表現例を紹介します。

If you~|親子の愛を伝える表現

If you ~, I will ~
(もし君が~したら、ママは~するよ)

▶︎子うさぎが「逃げるよ」と言うたびに、お母さんは「じゃあ、私は〜になる」とやさしく追いかける、その繰り返しが、母の愛の深さを感じさせるやりとり

子どもが不安になったり反抗したりするときに、「どんなときでも味方だよ」というメッセージをこめて使えるフレーズです。

  • If you fall, I’ll be there to catch you.
    (転んだらママが受け止めるよ)
  • If you cry, I’ll hold you tight.
    (泣いたら、ぎゅっと抱きしめるね)
  • If you get lost, I’ll come find you.
    (迷子になっても、ママが探しに行くよ)

I will be~|想像力を広げる表現

I will be ~ and I will ~
(私は〜になって、あなたに〜する)

▶︎子うさぎが姿を変えてどこかへ行こうとすると、お母さんは毎回、自分も姿を変えて必ず会いに行くと言う温かい会話

お子さんの想像の世界を広げながら、親の存在や見守る気持ちを伝えられる表現です。

  • I will be your safe place, and I will wait for you.
    (安心できる場所になって、いつでも待ってるね)
  • I will be the sunshine, and I will warm you up.
    (太陽になって、あたためてあげるよ)
  • I will be your biggest fan, and I will cheer you on.
    (一番の応援団になって、ずっと応援してるよ)

run away / have a~|日常に使える表現

run away
(逃げる・飛び出す)

▶︎子うさぎは「ぼく、逃げるよ!」と宣言。でもその言葉には、「本当にぼくのこと好き?」「追いかけてくれる?」という気持ちも!

ふざけたり、すねたり、自由になりたい気持ちが見えるときに、やさしく声をかけるユーモア表現として使えます。

  • Are you running away from bath time again?
    (またお風呂から逃げようとしてるの?)
  • Uh-oh, someone’s trying to run away again!
    (あれれ、また逃げてる子がいるぞ〜!)
  • Sometimes I wish I could run away… to a spa!
    (ママもスパに逃げたいときあるよ〜!)

Have a ~.
(〜でもどうぞ)

▶︎全てのやりとりが終わり、子うさぎがやっぱりそばにいると言うと、お母さんは何気なく「にんじんでもどうぞ」と一言。

「ひと息つこうか」「おつかれさま」「落ち着こうね」といった気持ちを、やさしく物にのせて伝える言葉です。

  • Okay, then. Have a cookie.
    (じゃあ、クッキーでもどうぞ)
  • Let’s just sit down and have a cuddle.
    (座って、ぎゅーしようか)
  • Well… have a sticker!
    (うーん、ごほうびシールあげちゃおう!)

I might just as well~:気持ちを育てる表現

I might just as well ~
(〜した方がマシかな/どうせなら〜しよう)

▶︎いろんな言い逃れを試した子うさぎですが、最後には「どうせなら、ここにいよう」とあきらめるように、でも安心したように帰ってくるシーン

気持ちの切り替えや、ちょっと投げやりな気分をふんわりと伝えるときにぴったりの表現です。

  • I might just as well pick up the toys myself… again!
    (またママが片づけるしかないか〜!)
  • I might just as well start dinner now.
    (もう夕飯の準備しちゃおうかな)
  • I might just as well give you a big hug!
    (じゃあ、ぎゅーってしちゃおう!)

絵本に出てくる英単語リスト

絵本『The Runaway Bunny』に登場する英単語を、おうち英語で英語学習に取り組む親子のヒントになるように解説しています。

自然と冒険のことば

  • trout stream(マスのいる川)
    ▶︎「トラウト(マス)」が泳いでいる、きれいな山の川。
  • rock(岩)
    ▶︎「かたい大きな石」。山のてっぺんにある岩になって、ママからもっと遠くへ逃げようとする場面。
  • mountain climber(登山者)
    ▶︎ママは「登山者」になって、どんな高い山でも登ってうさぎを探しに行く。どこまでも追いかけてくれる母の愛。

庭とお花のことば

  • crocus(クロッカスの花)
    ▶︎ 春に咲く小さな花。庭のかくれた場所にひっそり咲く設定が、子どもらしい想像力をくすぐります。
  • hidden(隠れた)
    ▶︎見えない場所にあること。「かくれんぼ」のように、誰にも見つからないところにいるという感覚です。
  • gardener(庭師)
    ▶︎ママは「庭師」になって、クロッカスになったうさぎを探し出します。小さな命を大切に世話する存在としても描かれています。

海と風のことば

  • sailboat(ヨット)
    ▶︎風で進む小さな船で子うさぎは海へ逃げるつもり。どんどん広い世界に向かっていく発想が魅力です。
  • wind(風)
    ▶︎ママは「風」になって、その船を吹いて進ませます。風のようにどこへでも行ける、どんな形にもなれる母の存在。

サーカスのことば

  • flying trapeze(空中ブランコ)
    ▶︎サーカスの空中で行う芸。高く飛んで、つかまって、くるくる回る!
  • tightrope walker(綱渡りをする人)
    ▶︎細いロープの上を渡る芸人。ママは空中を歩いてでもうさぎのところへ行くよ、と言います。

絵本情報まとめ

項目内容
タイトルThe Runaway Bunny
作者Margaret Wise Brown(作)/Clement Hurd(絵)
対象年齢2〜6歳程度
語数約480語
平均文長約7語/文(やや短めでテンポがよい)
語彙レベル基本語彙中心(初級〜中級)
「trapeze」「crocus」など一部にやや珍しい単語もあり
文法・構文繰り返し構文が中心で、パターン化された会話形式
ストーリー構成・「逃げたい子うさぎ」と「追いかける母うさぎ」のやりとり
・無条件の愛と安心を描くファンタジー要素のある構成
・幻想と現実が行き来する展開
特徴・対話が全体の中心で、親子の掛け合いにぴったり
・“If you ~, I will ~” のくり返しが印象的で、自然と英語表現が身につく
・やさしくユーモラスなラストで、安心して終われる構成
・絵とことばの静かなリズムが心地よい

※こちらの表は、当サイトが絵本の内容をもとに独自に分析した内容です。
Amazonなど他のサイトに記載されている語数や対象年齢とは異なる場合がありますが、実際の読みやすさやおうち英語での活用度を重視してご紹介しています。

おわりに:ずっと見守っているよ

絵本『The Runaway Bunny』は、子どもがどこへ行っても変わらず続く親の愛を描いた、あたたかく心に残る英語絵本です。

美しいイラストと、シンプルで繰り返しの多い表現で、英語初心者の親子でも楽しめる一冊です。

「どこにいても、あなたを想っているよ」というメッセージがぎゅっとつまっていて、読み聞かせの時間が、親子で愛を伝え合う大切なひとときになります。

おうち英語って難しそう…と思っている方こそ、まずは絵本1冊から始めてみてください。

今日の読み聞かせが、きっと明日の宝物になりますよ。

おうち英語の時間が、楽しく、やさしく、あたたかい、親子のひとときになりますように♡

※本記事は絵本『The Runaway Bunny』(著者:Margaret Wise Brown、絵:Clement Hurd、出版社:HarperCollins)をもとに、家庭での英語学習や読み聞かせに役立てる目的で、あらすじ・語彙・活用例などを独自に紹介したものです。絵本の原文および挿絵の転載は行っておりません。

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