おうち英語を伸ばす!4歳からの日常×ファンタジー絵本3選

おうち英語

「そろそろストーリー性のある英語絵本にも挑戦してみたいけど、どれを選べばいいの?」

おうち英語を取り入れているご家庭でも、年齢に合った内容や難易度の絵本を探すのは意外とむずかしいものです。

せっかくなら、親子で楽しめて、英語力もしっかり伸ばせる絵本を選びたいですよね。

この記事では、Liao絵本リストの中から、日常にファンタジーが溶け込んだ成長ストーリー3冊――Andrey Woodの絵本『Tooth Fairy』『Magic Shoelaces』『SCAREDY CATS』を厳選してご紹介します。

それぞれの絵本の魅力だけでなく、親子で使えるフレーズや難しめの英単語もわかりやすく解説しています。

この記事では、単なる読み聞かせにとどまらず、絵本に登場する英語表現をおうち英語にしっかり取り入れるアイデアまで紹介しています。

親子で絵本の世界を楽しみながら一緒におうち英語を伸ばしましょう♡

Tooth Fairy

項目内容
タイトルTooth Fairy
作者Andrey Wood
対象年齢4〜8歳
語数約455語(中程度の分量)
平均文長約5.8語/文(短めでリズムがよく、読み聞かせに適している)
語彙レベル身近な単語中心(例:tooth, treasure, fairy)
文法・構文短くて口語的な文が多く、感嘆文・疑問文・会話文が豊富
ストーリー構成歯が抜ける → ごまかす → 妖精の国で冒険 → 学びと反省
特徴
・想像力を刺激するストーリー展開
・会話形式のシンプルな英語
・兄妹のやりとりが楽しい冒険ファンタジー

内容紹介

ある晩、マシューは歯が抜けて、ワクワクしながら枕の下に歯を入れて眠ります。歯の妖精が宝物をくれるんだって!それを聞いた妹のジェシカは、自分も宝物がほしくて、とうもろこしの実で“ニセの歯”を作ってしまいます。ところが…夢の中でふたりは小さくなって、歯の妖精の世界へ!ジェシカの作戦はうまくいくのか…?

「歯が抜ける」という日常の出来事を魔法のような冒険に変えてくれる1冊です。

兄弟の会話形式で物語が進むため、英語に慣れていないお子さんにも分かりやすく、テンポ良く読み聞かせができます

笑いあり、ちょっぴりドキドキ、そして読み聞かせた後には「きれいな歯って大切なんだ!」と感じてもらえるはずです。

4歳の娘に読み聞かせる時は、「歯が抜けるの知ってる?」「Tooth Fairyって聞いたことある?」という会話から始めてみました。

絵本には、歯でできた橋や宮殿、汚れた歯がいく地下牢など…、想像力をかき立てる描写が満載なので、娘は絵本の世界に入り込むように集中して聞いていました。

読み聞かせのコツ・工夫
  • 「Tooth Fairy」ってどんな存在?を事前に説明
    「抜けた歯を枕の下に置いて寝ると、歯の妖精が来て宝物と交換してくれる」という欧米の文化を紹介してから読むと、理解度UP!
  • 歯みがきやお口のケアと一緒に活用
    読み終わった後に「きれいな歯にしておこうね」と、歯みがき習慣の声かけにもなります。
  • 歯がぐらついたときに読むとタイムリー
    実際に歯が抜ける頃にこの絵本を読むと実体験とつながりやすいです。

この絵本をおすすめする理由

  • 子どもがワクワクする設定
    歯が抜けるという身近な出来事が、ファンタジーの世界へ!
  • 英語がシンプル&会話形式
    セリフが短くてテンポが良く、リズムよく読み聞かせができます。会話形式で、実際に使えるフレーズがたくさん。
  • 欧米文化「Tooth Fairy」に親しめる
    ストーリーを通じて異文化理解と道徳的な学びも得られます。
  • きれいな歯=宝物というメッセージ
    楽しく学びながら、歯みがきの大切さも伝えられます。
  • 姉弟のやりとりがリアルで親しみやすい
    共感しやすいキャラクター設定で、物語に引き込まれます。

親子で使えるフレーズ

英語絵本『Tooth Fairy』に登場する日常で使えるフレーズを、やさしい解説つきでまとめました。おうち英語で学ぶお子さんと一緒に、楽しく使いながら覚えていける内容になっています。

フレーズ

🗣 I’ve pulled a tooth.
👉 歯が抜けたよ。
🔍 子どもが嬉しそうに報告する場面でぴったり!実際に歯が抜けたときにぜひ使ってみてください。


🗣 I’ve got a loose tooth.
👉 歯がぐらぐらしているよ。
🔍 have got は「〜を持ってる」の意味。イギリス英語でよく使われるカジュアルな表現。


🗣 Tell me about the Tooth Fairy again.
👉 トゥースフェアリーの話、また聞かせて。
🔍 「〇〇の話を聞かせて」とおねだりするときの定番表現。おやすみ前の会話にも◎。


🗣 It’s not fair!
👉 ずるいよ!
🔍 子どもが不満を表すときによく出るフレーズ。感情の表現として覚えておくと便利です。


🗣 Just what I need.
👉 ちょうどよかった。
🔍 必要なものが見つかったときに使います。ちょっと大人っぽい表現で、子どもが言うとかわいい♡


🗣 What have you done now?
👉 今度は何をしたの?
🔍 親が子どもに対して軽く驚いたときに使えるフレーズ。ユーモアを交えて日常会話にも!


🗣 It worked!
👉 うまくいった!
🔍 試したことが成功した時のうれしい気持ちを伝える一言です。


🗣 This one needs work.
👉 これは手直しが必要だね。
🔍 お絵かきや工作のときにも使える!


🗣 Cheer up.
👉 元気出して。
🔍 落ち込んだ子にそっとかけてあげたい、やさしい一言。


🗣 Say the magic words.
👉 魔法の言葉を言ってね。
🔍「ありがとう」「ごめんね」など、大事なことばを促すときにも使えるやさしい表現。

絵本で学べる英単語

お子さんにとってまだ少し難しいけど、おうち英語を続けているご家庭なら自然に覚えられる英単語も絵本にはたくさん登場します。そんな英単語をピックアップし、お子さんに分かりやすく説明できるように解説しています。

英単語
  • treasure(宝物) 
    → トゥースフェアリーが交換してくれるキラキラの“おたから”!
  • swap(交換する)
    → 「歯と宝物を交換する」で使われる大切な単語。
  • shrunk(縮んだ)
    →  “shrink”(縮む)の過去分詞形。「体が小さくなっちゃった!」に登場。
  • greetings(あいさつ) 
    → トゥースフェアリーの登場シーンで「こんにちは~!」のニュアンス。
  • palace(宮殿) 
    → 歯でできた“トゥースフェアリーの宮殿”。夢いっぱいの単語です。
  • perfect(完璧な) 
    → 「パーフェクトな歯」は“Hall of Perfect Teeth”に飾られる✨
  • dungeon(地下ろう) 
    → 汚れた歯が行く場所…。ちょっとこわいけど記憶に残りやすい!
  • boil(沸かす、煮る) 
    → ロボットが歯を「グツグツ洗う」ときに登場する動詞。
  • scrub(ゴシゴシ洗う) 
    → 汚れた歯を“星のようにピカピカにする”ために使う単語。
  • fake(偽物の) 
    → ジェシカが作った「とうもろこしの歯」は“fake tooth”。
  • jail(ろうや) 
    → 偽物を使ってしまったジェシカが捕まりそうになった場所。
  • trick(いたずら、ごまかし) 
    → 「ごまかしはバレちゃうよ!」という大切な教訓のカギ。

Magic Shoelaces

項目内容
タイトルMagic Shoelaces
作者Andrey Wood
対象年齢4〜8歳
語数約460語
平均文長約6語/文(短めの文が多くテンポが良い)
語彙レベル基本的な日常語中心(例:shoelaces, tie, fall, practice, magic)
文法・構文主に現在形/会話調/短文・感嘆文・命令文が多く、親しみやすい構文が中心
ストーリー構成困りごと → 魔法の解決 → 予期せぬ問題 → 成長・教訓
特徴・靴ひもが結べない悩みを通じて、努力や工夫の大切さを描く
・魔法要素とユーモアが満載で飽きずに楽しめる
・兄妹のやりとりから英語の自然な会話表現が学べる

内容紹介

靴ひもがすぐにほどけてしまうマシューは、何度結んでも失敗ばかり。そんなある日、「絶対にほどけない魔法の靴ひも」と出会い、古い靴ひもと交換することに。最初はうまくいっていた魔法の靴ひもも、やがて困った事態を引き起こしてしまいます。

子どもが日常でよく直面する「靴ひもがうまく結べない!」という悩みをテーマに、ユーモアとちょっぴりの魔法を加えて描かれた絵本です。

「便利さ」の裏にある落とし穴と、「練習すること」の大切さに気づく、心あたたまるお話です。

靴ひもを結ぶ手順が描かれており、生活英語の導入にも最適です。

魔法の靴ひもを手に入れて得意げだったマシューが、最後に「練習が一番!」と気づく姿にほっこり。

自分でやってみる大切さを自然に学べるのが良いですね。

読み聞かせのコツ・工夫
  • 靴ひもを結ぶ手順をジェスチャーを交えて一緒に
    靴を実際に持ってきて、“Right over left, left over right…”と一緒に結んで練習してみるのもおすすめ。

この絵本をおすすめする理由

  • 日常の“あるある”を題材にして共感しやすい
    「靴ひもがうまく結べない」という身近な課題から物語が始まるため、子どもがすぐに感情移入できます。
  • 魔法×ユーモアで飽きずに読める展開
    不思議なおじさんとのやりとりや、魔法の靴ひもによるドタバタ劇はテンポよく、飽きずに読み進められます。
  • 英語フレーズのくり返しが自然なインプットに
    「practice makes perfect.」などの英語のことわざも自然に耳からインプットできます。

親子で使えるフレーズ

英語絵本『Magic Shoelaces』に登場する日常で使えるフレーズを、やさしい解説つきでまとめました。英語を学ぶお子さんと一緒に、親子で楽しく覚えていける内容になっています。

フレーズ

🗣 How many times do I have to tell you?
👉 何回言ったら分かるの?
🔍 親がつい言ってしまう「また言わせるの〜?」の表現。


🗣 Practice makes perfect.
👉 練習すればうまくなるよ。
🔍 英語でもそのまま使えることわざ。何度も練習すればきっとうまくいく、という前向きなメッセージ。


🗣 That should do it.
👉 これでうまくいくはず。
🔍 子どもが自分で何かをやり遂げたときに使える表現。


🗣 Nothing but trouble.
👉 面倒なことばっかり!
🔍 “nothing but〜”は「〜しかない」という意味で、ここでは「トラブルしかない=やっかいだ!」という子どもの不満がこもった表現。


🗣 I’m sick and tired of〜.
👉 〜にはもううんざり!
🔍 子どもが繰り返しの失敗や面倒にイライラしたときにピッタリな表現。感情をしっかり出せるフレーズです。


🗣 Step right up!
👉 さあさあ、こちらへどうぞ!
🔍 見世物小屋などでよく聞く決まり文句。「いらっしゃい!」のような呼びかけで、ちょっとしたごっこ遊びにも使えます♪


🗣 It’s a deal!
👉 約束だよ!/それで決まり!
🔍 子ども同士の「交渉ごと」や遊びの中で使える表現。お買い物ごっこや交代の約束にも◎。


🗣 They haven’t come undone.
👉 ほどけてないよ!
🔍 “come undone”は「ほどける・外れる」という意味。靴ひもやリボンの話に使える便利な表現です。


🗣 Get out this instant!
👉 すぐに出なさい!
🔍 “this instant”は「今すぐに!」という強い命令の言い方。ちょっと厳しいけど、緊急のときに使われる表現。


🗣 For heaven’s sake!
👉 なんてこと!/お願いだから!
🔍 驚いたときやあきれたときに出る大人っぽい表現。「もう!」「いい加減にしてよ」的なニュアンスです。


🗣 That’s the most ridiculous thing I’ve ever heard.
👉 それ、いちばんばかげた話だわ!
🔍 思わず笑ってしまうような表現。子どもがユニークなことを言った時にリアクションとしても使えます。


🗣 What a bargain!
👉 なんてお得なの!
🔍 bargain(バーゲン)は「掘り出し物」。お買い物ごっこでも使えそう。


🗣 These laces may not be magic, but…
👉 この靴ひもは魔法じゃないけど…
🔍 “may not be〜, but…” は「〜じゃないかもしれないけど、でも…」という前向きな比較に使える便利フレーズ!


🗣 With practice, they’ll be perfect!
👉 練習すれば、完璧になるよ!
🔍 “with 〜”の形で「〜があれば」という意味に。“Practice makes perfect”とつながる締めくくりの表現です♪

絵本で学べる英単語

お子さんにとってまだ少し難しいけど、おうち英語を続けているご家庭なら自然に覚えられる英単語も絵本にはたくさん登場します。そんな英単語をピックアップし、お子さんに分かりやすく説明できるように解説しています。

英単語
  • mop(モップでふく)
    → 床をモップでゴシゴシふくときに使う言葉。
  • practice(練習する)
    → 「何度もやって上手になる」という前向きな言葉。
  • loop(輪っか)
    → 靴ひもをむすぶときのくるんとした形。
  • crawl(はう)
    → 虫や赤ちゃんが地面をスーッと動くときのこと。
  • guaranteed(保証された)
    → 「ぜったいに大丈夫!」という安心の言葉。
  • satisfaction(満足)
    → うまくいって「よかった〜!」とホッとする気持ちを表します。
  • deal(取引・約束)
    → 「これで決まりね!」というときの言葉。子ども同士のやりとりにもよく出てきます。
  • instant(すぐに)
    → 「今すぐ!」というときの言い方。先生が言いそうなセリフにもよく登場します。
  • allowed(許されている)
    → 「してもいいこと」の意味。
  • ridiculous(ばかげた)
    → 「そんなのおかしいよ!」と笑いたくなるときの言葉。
  • smash(こわす)
    → ドーン!とこわしたり、ぶつけたりするときの言葉。
  • swap(交換する)
    → お金を使わずに「とりかえっこしよう!」というときの言葉。

SCAREDY CATS

項目内容
タイトルScaredy Cats
作者Andrey Wood
対象年齢3〜7歳
語数約980語
平均文長約7語/文(セリフ主体・短文中心、テンポがよい)
語彙レベル基本語彙が中心+ファンタジーや感情語
(例:tunnel, hideous, dreadful, post office)
文法・構文現在形中心/会話文/語尾の繰り返しや強調語/簡単な接続詞使用(and, but, if)
ストーリー構成怖がりな子ネコ2匹の初めてのおつかい的な冒険物語
特徴・“不安だけど前に進む”という成長物語
・セリフと効果音が多く、音読やごっこ遊び向き
・兄弟や母・祖母など家族の関係性も描かれている
・“What if…”の繰り返しが、英語表現の定着に効果的

内容紹介

ある日、ママネコは大事な手紙を出すために、7匹の子ネコの中から一番小さな2匹におつかいを任せます。はじめての町への冒険に、子ネコたちはドキドキ。「もし◯◯だったら…」と不安だらけ。でも、怖くてもへっちゃらなフリをして、一歩一歩前に進みます。トンネルや森、崖を越えてようやく町にたどり着いたとき、びっくりする出来事が待っていて――。怖がりだけどがんばる子ネコたちの冒険物語。


「こわいけど、やってみたい!」そんな子どもの気持ちに寄り添ったストーリーです。

シンプルな文章の中に、豊かな擬音語や繰り返し表現がたくさんあり、親子で読むとリズムよく楽しめます。

子ども自身の「はじめて」や「挑戦」に寄り添いながら、英語にふれることができる一冊です。

想像力豊かに「もしかしたら…」とどんどん不安をふくらませる子ネコたちの姿が、我が子と重なり、可愛くて愛おしい!

最後のオチで、「こわいけど大丈夫だった!」という安心感で終われるのがいいですね。

読み聞かせのコツ・工夫
  • 繰り返しフレーズを言ってみる
    “What if…”「もし◯◯だったら?」というフレーズが繰り返されるので、だんだん子どもが先に言えるようになります。
     物語のまねをして、「What if a cat bandit comes?」「What if the wind blows the letter away?」と親子で交互に言い合って、想像をふくらませてみましょう。

この絵本をおすすめする理由

  • 「怖いけど前に進む勇気」が自然に伝わる
    おびえながらも一歩一歩進む子ネコの姿が、子どもの挑戦心や自立心を後押ししてくれます。
  • 子どもの“想像あるある”に共感しやすい
    「What if…?」の繰り返しで、想像力と英語の定型表現を同時に育めます。
  • 読後に親子で会話が弾む展開とラストのサプライズ
    怖がりながらも最後までやり遂げるストーリーは、初めてのおつかい体験などにも重ねられ、親子で共感しながら楽しめます。

親子で使えるフレーズ

英語絵本『SCAREDY CATS』に登場する日常で使えるフレーズを、やさしい解説つきでまとめました。英語を学ぶお子さんと一緒に、親子で楽しく覚えていける内容になっています。

フレーズ

🗣 Oh fish sticks!
👉 なんてこった!(「ちぇっ!」や「しまった!」のような意味)
🔍 子どもと一緒に「おもしろい驚き表現」として使える言い回し。怒る代わりにユーモアで伝えたいときにぴったり!


🗣 Eenie-meenie-miney-mo
👉 どれにしようかな(数え歌で選ぶとき)
🔍 子ども同士でランダムに何かを決める時のフレーズ。「どちらにしようかな 天の神様の言うとおり…」に近いようです。


🗣 Boo hoo!
👉 えーん!(泣き声の表現)
🔍 小さい子の泣き声を表す擬音。


🗣 Scaredy-cats, scaredy-cats, can’t even catch a rat!
👉 怖がりネコ、ネズミも捕まえられない!
🔍 「scaredy-cat」は「怖がり屋さん」という意味。


🗣 What if something bad happens?
👉 もし悪いことが起きたらどうしよう?
🔍 「what if ~?」は「もし~だったら?」という仮定の質問。子どもが心配したときの言い方としてよく使われます。親が「What if we try and see?(まずやってみたら?)」と返すのも◎


🗣 By whiskers, we’re bound to find it soon.
👉 ヒゲに誓って、きっとすぐ見つかるよ!
🔍 「By whiskers」は猫ならではの誓いの言葉。親子で「By ○○!」とユーモアで誓う遊びをしてみても◎


🗣 Watch your step.
👉 足元に気をつけてね
🔍 お出かけのときや階段でよく使える実用表現。普段から「英語で声かけ」をするチャンスです。


🗣 Look who’s here!
👉 見て、誰でしょう!
🔍 サプライズのときや、誰かが帰ってきたときに使える明るい表現。


🗣 We have problems!
👉 困ったことになっちゃった!
🔍 子どもが何かに困ったとき、「Help!」よりもやや軽い感じで言える表現です。

絵本で学べる英単語

お子さんにとってまだ少し難しいけど、おうち英語を続けているご家庭なら自然に覚えられる英単語も絵本にはたくさん登場します。そんな英単語をピックアップし、お子さんに分かりやすく説明できるように解説しています。

英単語
  • eldest(いちばん年上の)
    →兄弟や姉妹の中で、いちばん大きい子のこと。「長男」「長女」という感じです。
  • important(大事な)
  • sneeze(くしゃみ)
  • howling(びゅうびゅう(風の音))
    →風が強く吹いて「ヒュー」とか「ゴーッ」と音を立てること。
  • bandit(どろぼうねこ)
    →人の物をこっそりぬすむ、悪いネコ。アニメや昔話にも出てきますね。
  • surround(取り囲む)
    →まわりをぐるりと囲んでしまうこと。
  • shivering(ぶるぶる震える)
    →さむかったり、こわかったりして体がプルプルふるえる感じ。
  • nettles(イラクサ)
     さわるとチクッとする草。草むらでうっかり触ると「イタッ!」ってなる植物です。
  • witch(魔女)
    黒い服にとんがり帽子、ホウキに乗ってるイメージ。
  • spell(呪文)
     魔法をかけるときにとなえるふしぎな言葉。「アブラカタブラ」みたいなやつです。
  • ledge(がけのへり、高い岩の先っぽ)
     高いところのきわ。すべったら危ないような、せまい場所のこと。
  • hideous(ぞっとするような、すごくこわい)
     見た目がぎょっとするほどこわいもの。思わず目をそむけたくなるような感じ。
  • screeching( キーッとする大きな音)
     ふくろうや大きな鳥が出す「ギャー!」みたいな高くてこわい音です。
  • treat(ごほうび、おごり)
     アイスクリームを買ってもらえたりする、ちょっとうれしいサービス。
  • wonder and worry(あれこれ心配する)
    「こうなったらどうしよう…」「こわいなぁ」って、つぎつぎ不安がわいてくること。

絵本を活用しておうち英語を伸ばすアイデア

🌟 英語の声かけは「遊びの延長」で

読み聞かせのあとに、おうちで英語が自然と口に出るような楽しいアクティビティを取り入れてみませんか?

英語が苦手なママ・パパも大丈夫!

フレーズを丸ごと覚えて、「シーンに合わせて使う」だけでOKです。

楽しさが伝われば、それだけで立派なおうち英語になりますよ。

Tooth Fairy

この絵本は、抜けた乳歯をめぐるワクワクの冒険がつまったストーリー。妖精になりきったり、宝物探しをしたり、子供たちがワクワクするアクティビティで楽しみましょう!


🦷「Tooth Fairy」ごっこ

絵本の中でジェシカがトウモロコシの粒を使って“にせものの歯”を作る場面がありますね。これをヒントに、白い小さな石や紙粘土で「歯」を作り、枕の下にこっそり置いてみましょう。

🗣 セリフ例
  • Put it under your pillow.
  • The tooth fairy is coming!

🪄 「魔法のことば」で遊ぼう

歯の妖精が登場するとき、魔法のことば「Loose tooth away!」が登場します。子どもと一緒に「魔法の言葉ごっこ」をして、英語のフレーズに親しみましょう。

「Please」「Thank you」「Good night」など、やさしい魔法の言葉を英語でカードにして飾るのもおすすめ!

🗣 セリフ例
  • Say the magic words!
  • It worked!

📦 宝物さがしゲーム

家の中に宝物(Treasure)を隠して、お子さんと探すゲームです。ヒントを英語で伝えてみましょう。

🗣 セリフ例
  • Come quick!
  • Look under the pillow!

Magic Shoelaces

この絵本は、子どもの日常とリンクしたテーマだからこそ、「英語で感じる」「英語でつぶやく」力がつきやすい一冊です。親子で遊びながら、英語を“言葉のまま”楽しんでみましょう。


👟「靴ひもチャレンジ」で英語をまねっこ

絵本の中には、靴ひもを結ぶときの手順が英語で出てきます。実際に靴ひもやリボンを用意して、絵本のセリフをまねしながら一緒にやってみましょう。

🗣 セリフ例
  • Right over left, left over right, make a loop, circle the loop, under the bridge, pull!

🫴 こうかんっこ遊び

マシューが魔法の靴ひもを手に入れる場面では、「swap(交換する)」という言葉がカギ。おうちでのごっこ遊びに取り入れて、親子でおもちゃや折り紙など交換してみましょう。

🗣 セリフ例
  • Let’s swap! You give me this, I give you that.
  • please.
  • Thank you.

💬 英語で「困った・どうしよう」を表現

この絵本では、「うまくできない」「困ったな」と感じたときの英語表現もたくさん登場します。日常でよくあるやりとりなので、場面ごとにまねして表現してみよう!

🗣 セリフ例
  • These shoelaces are nothing but trouble.
  • I’m sick and tired of tying my laces.

SCAREDY CATS

この絵本は、「怖くてもがんばる気持ち」にそっと寄り添ってくれる一冊です。お子さん自身の「不安」や「初めて」に重ねながら、心の成長と一緒に英語表現も学びましょう。


⭐️「What if…?」で想像ごっこ

この絵本のキーワードは、“What if something bad happens?”(もし悪いことが起きたらどうしよう?)です。お子さんと一緒に、What if…? の形をまねして「想像ごっこ」をしてみましょう。

🗣 セリフ例
  • What if it rains chocolate?
  • What if a cat could drive a car?

💌英語でお手紙を書いてみよう

物語のきっかけは、ママねこが書いたお手紙。これをヒントに、実際におじいちゃんおばあちゃんにお手紙を書いて送ってみると素敵な体験になりますね!

🖍 英語で書くポイント
  • Dear Grandma,
  • I miss you.
  • Please come and visit.

🏠「冒険ごっこ」で表現力アップ

子ネコたちの冒険のように、テーブルの下をトンネル、カーテンの向こうは森など、家の中で想像しながら冒険ごっこ。物語のセリフをまねしながら、英語で感情表現もしてみましょう!

🗣 セリフ例
  • Watch your step!
  • Follow my tail.
  • What’s that sound?

まとめ

Andrey Woodの絵本『Tooth Fairy』『Magic Shoelaces』『SCAREDY CATS』は、ただのファンタジー絵本ではなく、おうち英語にぴったりなフレーズの宝庫です。

せっかく英語絵本をおうち英語に取り入れるなら、読み聞かせるだけではもったいないです!

絵本で登場した表現を「遊び感覚」でおうち英語にどんどん取り入れて、フレーズごと吸収しちゃいましょう!

英語は「正しく話す」よりも「楽しく話す」ことが大事です。

子どもが笑って使っていれば、それが一番の学びになるはずです。

日常のやりとりに取り入れて、絵本の世界を親子で一緒に楽しみましょう♡

タイトルとURLをコピーしました